本日は12月31日ということで、今年サッカー界を襲った最大の出来事について触れていこうと思う。 2月、Jリーグが開幕し、1試合を消化したところでコロナ感染拡大を憂慮し、数ヶ月にわたってリーグ中断。 6月27日のJ2、翌週のJ 1再開まで日本からJリーグが消えた。 しかし再開されたスタジアムには、サ... 続きをみる
2020年12月のブログ記事
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天皇杯準決勝 川崎フロンターレ対ブラウブリッツ秋田 みなぎる自信
それぞれのカテゴリーを圧倒的に制した川崎フロンターレとブラウブリッツ秋田の激突。 今季のフロンターレ 34試合 26勝5分3敗 得点88 失点31 今季のブラウブリッツ 34試合 21勝10分3敗 得点55 失点18 結果自体は、フロンターレの貫禄勝ちというところであったが、両チームの良いところが... 続きをみる
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今季J1リーグ得点王&MVP、ケニア代表オルンガ。 193センチ、85キロの体躯と圧倒的な身体能力を存分に生かして、28得点を積み上げた。 Jリーグ創成期のガンバ大阪エムボマを思わせる圧倒的な能力を見せつける彼だが、もちろんパワーやスピードだけではない。 味方がボールを奪ってからの動き出しの早さ、... 続きをみる
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ここのところ先発に定着してきたエイバル武藤嘉紀。 エイバルはアグレッシブな守備が特徴。 レアル相手でもディフェンスラインまで積極的にプレス。 2トップ+2人の攻撃的中盤の4人で、レアルのディフェンスラインやキーパーにプレッシャーをかけていた。 キーパーに長いボールを蹴らせたり、ボールを奪い切れれば... 続きをみる
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先日のJリーグアウォーズでセレッソ大阪、20歳のセンターバック、瀬古歩夢がベストヤングプレーヤー賞を受賞した。 今季の出場は27試合。レギュラーポジションを獲得し飛躍のシーズンとなった。 アンダー世代の頃から期待されていたプレーヤー、ここにきてその才能が開花し始めた。 183センチとセンターバック... 続きをみる
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J2東京ヴェルディで監督を務めた後、この2年間J1セレッソでリーグ戦5位、4位と実績を残したスペイン人監督ロティーナ。 来季は、今季リーグ戦16位と低迷した清水エスパルスの監督に就任した。 今季のエスパルスの失点は70、対するセレッソは37。リーグ3位の少なさ。 守備戦術に定評のある彼に命運を託し... 続きをみる
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歴史上、中村俊輔を筆頭に、数多くの素晴らしいパサーを輩出してきた日本サッカー界だが、 ドリブラーはどうだろうか 全盛期は短命だったが前園?海外でも活躍した松井大輔?現在ならマリノスの仲川? どの選手もドリブラーには違いないが、世界で戦える印象を残した選手は見当たらない。 そのような意味では、川崎フ... 続きをみる
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スペインリーグ、最下位に喘ぐウエスカではあるが、元日本代表 岡崎慎司は衰え知らずの 動きを見せていた。 ポジションは1トップ、現地では174センチという身長の彼に対して、サイズの小ささを指摘する声もあるようだが、攻守に効果的な動きを見せている。 何と言っても豊富な運動量を生かした連続的な動きが真骨... 続きをみる
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徳島ヴォルティスが、16日の試合に勝って、7季ぶりのJ1リーグ昇格をJ2優勝で決めた。 その試合から徳島の戦術と来季のJ1での戦いを占う。 フォーメーションは、4-2-3-1。 前半立ち上がりは、相手の3バックのサイドのスペースをロングボールで狙う形も見せたが、 基本的には、ポゼッションスタイル。... 続きをみる
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ジェフユナイテッド千葉、佐藤寿人が引退を表明した。 J1リーグ通算161点は史上2位。J2を含めた220得点は歴代1位のストライカーである。 近年のストライカーではあまり見られなくなってきたが、まさにペナルティエリア内を主戦場とするワンタッチゴーラーである。 ポストプレーやサイドに流れて起点になる... 続きをみる
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浦和レッズ 興梠慎三が、12月16日の川崎戦でJ1リーグ通算157点目を決め、9年連続二桁得点を達成すると共に、元ジュビロ磐田ゴン中山の得点数に並んだ。 鹿島でプレーしていた時は、チャンスメーカーのイメージが強い選手であったが、浦和に移籍してから一気にストライカーとしての才能が開花した。 ゴール前... 続きをみる
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初めて彼のプレーを見たのは、2012年ロンドン五輪だった。 当時から中盤の底でプレー、絶妙の寄せからボールを奪い取る、拾う能力には 長けていた。 しかし、近年の彼のプレーは円熟の域に達している。 ドイツへの移籍🇩🇪や日本代表の活動を積み重ねていたものが、2018年ロシアW杯の 経験がさらにもう... 続きをみる
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第13節 ベティス対ビジャレアル マッチレポート&久保建英チェック
久保建英の今季2度目のリーガ先発出場。 58分までのプレーとなった。 私の観戦も同じく58分まで( ͡° ͜ʖ ͡°) まず印象に残ったのは、思ったより周りから久保の足元にボールを入れてくれるなと。 彼の得意な右の中盤でのプレーである事、足元足元に繰り返し入ってくるボールから 考察するに、監督や選... 続きをみる
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イタリア人の父と日本人の母を持つハーフ。 175センチ 72キロ 今季17得点 現在J2リーグ 得点ランキング2位。 ストライカー不足に悩む日本サッカー界ということもあり、得点ランキング上位の日本人選手は、 毎年注目している。 「ストライカーは育てられない」 という言葉もあるくらい、ストライカーは... 続きをみる
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身長185センチを超える大型のディフェンダーも日本でも多くなってきたが、 世界で活躍できている選手はまだまだ少ない。 そんな中で現在はJ2というカテゴリーではあるが、スケールの大きさを感じさせる選手がジュビロの 伊藤洋輝だ。 現在21歳。188センチの長身で、主に3バックの左を担当している。 まず... 続きをみる
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前半は、磐田のペース。選手間で適度な距離を保ちながら、前線から積極的なプレッシャーをかけてくる。 良い形でボールを奪い、ショートカウンターで好機を作る場面がいくつか見られた。 前半15分、山田のディフェンスライン裏へ綺麗に抜け出し、キーパーをうまくかわすシュートを放つが北九州のディフェンダーがゴー... 続きをみる
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Jリーグではなく、世界に出て活躍しようというのであれば、全体的なレベルが一定以上の水準であり、なおかつ一芸に秀でていなければならない。 上田綺世は、まさにその一芸を持つ選手であり、Jリーグの日本人ストライカーでは、 最も大きなスケールを感じさせてくれる選手である。 Jリーグ第32節、清水戦の今季1... 続きをみる
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サッカーという競技をよく知っている選手というのは、試合の行方を左右する。 両チームの中でサッカーを知っている選手と感じるのは、鹿島ではボランチを 務めるレオシルバだが、今回はエスパルスの右サイドバック、エウシーニョにスポットを 当てて見ようと思う。 エスパルスが好調な時には、エウシーニョが躍動して... 続きをみる
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昨夜のACL準々決勝では、ヴィッセル神戸の古橋享梧の素晴らしいFKが、 乗り切れないチームを救いました。 この試合からFKにおけるいくつかの考察を書き記そうと思います。 ①古橋のFK 試合後の本人の談話で、ドウグラスからのアドバイスがあったという話。 ただ、しっかりと壁の下を通し、ゴールの隅へコン... 続きをみる
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先日、元アルゼンチン代表&世界サッカー界のスーパースター、ディエゴ・マラドーナさんが、お亡くなりになりました。 私が野球少年だった80年代、まだまだ日本サッカー界が低迷していたあの頃。 世界で唯一知っていたサッカー選手、それがマラドーナでした。 今から思えば、彼の全盛期はその頃だったのでしょう。 ... 続きをみる
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元日本代表、遠藤保仁が来年もジュビロでプレーする事が発表されました。 今季、J1ガンバではほとんどプレー機会が得られなかった遠藤ですが、 移籍したJ2ジュビロでは、ほとんどの試合で先発出場しています。 全盛期のプレーと比較すると、瞬発的な能力では衰えていることもあり、 ボールを運ぶ、相手をかわすと... 続きをみる
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ACL準々決勝 ヴィッセル神戸対水原三星 マッチレポート 死力を尽くした死闘
前の試合で負傷したイニエスタはベンチスタート。 前半、試合の入りが悪かったヴィッセル、前半7分に水原に先制点を許す。 その後もなかなか自分達の流れを作れない中で迎えた前半40分、 水原PA手前で右SH、西がファールを受ける。VAR判定の末、水原の選手にレッドカードの判定、 ヴィッセルはフリーキック... 続きをみる