鹿島アントラーズ 育成と勝利の両立
2021/05/01
こんばんは😃Takaビジョンです❗️
『育成と勝利』
一見すると並び立つ事が難しいとも思われるこの2つのキーワード。
長年サッカーのチーム作り、世代交代していく姿を見ていると、これらを両立させる事ができないクラブは、
一時的に繁栄する事はできても、永くその地位を維持する事は叶わない。
Jリーグを見渡して、育成と勝利、両輪をうまく回してきたクラブと言えば、まずは鹿島アントラーズであろう。
1993年に開幕したJリーグ。
当時、1シーズンを前期後期に分けたリーグ戦に於いて、ファーストステージを制したチームがまさに鹿島アントラーズであった。
その後、紆余曲折はもちろんあったが、数々の国内の栄冠を勝ち取り、数年前には念願だったアジアチャンピオンズリーグで頂点にも立ち、クラブワールドカップでスペインのレアル・マドリードとも対戦した。
アントラーズは、長らくそのチームでプレーした小笠原、曽ヶ端、中田浩二、本山を中心にうまくチームの血を入れ替えながらチーム作りをしてきた印象がある。
ただ、現在その4人は全員選手としてはアントラーズには所属していない。
(小笠原、曽ヶ端はスタッフとしてアントラーズ在籍)
ここからが勝負の時を迎えるのではないか?
近年経済力の豊かな都市部のチームが、力をつけている印象もある。
今季序盤、苦戦を強いられ、ザーゴ監督を早くも解任したアントラーズ。
地方クラブの底力が試されている。
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2021/04/14
こんばんは😃Takaビジョンです❗️
鹿島アントラーズ、ザーゴ監督が解任された。
ここまで8試合で2勝2分4敗、勝ち点8の15位。
覇権奪還を期して迎えた2021シーズンだったが、既に首位フロンターレに絶望的とも言える勝ち点20の差をつけられている。
Jリーグがスタートして30年弱。
その間、常に上位を繰り広げていた鹿島アントラーズ。
一時代を築いたジュビロ磐田は、今やJ2リーグのクラブ。黄金時代の強さは完全に影を潜めてしまっている。
各クラブ、様々な状況を乗り越えて、今や身の丈に合った経営というのが一般的になっている。
すると、上位クラブと下位クラブの金銭面やチーム力、いろいろな格差が、スタート当初に比べはっきりしてきた。
個人的分析だが、J1リーグとJ2リーグのホームタウンの都市の規模が、チームの強さを決めている。
首都圏や名古屋、大阪、広島、福岡の大都市のクラブはJ1リーグ。
新潟や岡山、長崎など、大都市に比べ、やや地方感のあるクラブは、J2リーグ。
大都市はハード、ソフト両面でアドバンテージがある。
人口的に多い事もあり、良い人材も多く、サポーターも多く、金銭の流れという面でもメリットがあるのだろう。
そういう意味では、鹿島アントラーズという茨城の地方クラブが、ずっと上位を維持してきた事は、快挙と言ってもいい。現状打破のためにどのような処置を施していくのかは興味があるが、万が一憎らしいほど強かった鹿島アントラーズが衰退していくのは、一抹の寂しさを感じてしまう。
地方クラブの意地を見せてほしい。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー今回は鹿島アントラーズ 2021バージョン。
今季の鹿島アントラーズは、相当に強い。
結論から言うと、川崎フロンターレとこのアントラーズのどちらかが優勝すると予想する。
昨季後半は、安定した形ができていた。その主力がそのまま残り、大きな補強ではなかったが、
ブラジルから獲得したカイキとピトゥカの評価も高い。
私のイメージだが、アントラーズがブラジルから連れてくる選手は、大きく外れる事がすくない。
おそらく神様ジーコが、チーム創成期に所属していた事もあり、質の高い選手を獲得するためのパイプがあるのだろう。
最大のストロングポイントは、中盤の構成だろう。
元より優秀な外国人と日本代表級の選手がいるところに、新外国人の2人で一気に厚みを増した。
前線とセンターバックにおいて、やや駒不足を感じるが、今季はアジアチャンピオンズリーグに出場権がないため、余程ケガ人が続出しなければ、十分対応できる範囲と見る。
レオ・シルバや永木がベテランの年齢に差し掛かり、もしかしたら出場できる試合が少なくなる可能性もある。
そんな事態や来季以降に備えて、しっかりとピンポイントで外国人や新人を補強してくるあたりアントラーズはつくづく世代交代のうまいチームだと思わされる。
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