ジュビロ磐田 伊藤洋輝のポテンシャル活用法
身長185センチを超える大型のディフェンダーも日本でも多くなってきたが、
世界で活躍できている選手はまだまだ少ない。
そんな中で現在はJ2というカテゴリーではあるが、スケールの大きさを感じさせる選手がジュビロの
伊藤洋輝だ。
現在21歳。188センチの長身で、主に3バックの左を担当している。
まずは左利きというところに注目したい。
サイズのあるディフェンダーで左利きとなると、それだけで希少価値が出てくる。
やはり内側から寄せてくる相手に対して、遠い足でプレーできるという事は大きい。
プレッシャーをうまく回避しながら、効果的なボールを配給できる。
またその左足から放たれるボールの弾道が非常に美しい。
長い距離のボールも苦も無く蹴る事ができ、局面を大きく変えることができる。
しかしディフェンス面においては、まだまだ課題もあるように感じる。
状況判断のスピード、危機察知能力、リーダーシップ、これから飛躍するためには、
もっと伸ばす必要があるだろう。
ただ、私は日本代表不動の右サイドバック、酒井宏樹の若い頃に少しダブらせて見ることがある。
まだまだ粗削りだが、磨き方によっては、面白い存在になるのではないかと思う。
ジュビロでもプレーしていたこともあったが、左のアウトサイドで使ってみるのも1つ、
又はコンサドーレ札幌のペトロビッチ監督のような積極的に前に出る3バックの一角で使うのも
彼の攻撃力を存分に生かすことができるのは⁇
まだまだ若い選手。特にディフェンスは経験がモノを言うポジション。
まずは出来るだけ試合に出て、成長していってもらいたい。
長い目で追っていきたい選手の1人である。
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