川崎フロンターレ対名古屋グランパス 第2ラウンド
2021/05/04
こんばんは😃Takaビジョンです❗️
先日のグランパスホームの試合に続いて、今度はフロンターレホームで再び顔を合わせた。
第1ラウンドで大勝したフロンターレの先発メンバーは変わらなかったが、グランパスは4人入れ替えてこの試合に臨んだ。
前半の入りで受ける形になってしまった反省を生かして、この試合のグランパスは、スタートからはっきりと攻撃守備共に前への意識が感じられた。
1対1で絶対に負けない姿勢を明確に打ち出し球際を強く、フロンターレの素早い攻撃→守備への切り替えに対応するべく、奪ったボールを素早い玉離れでボールを運んでいた。
前試合の反省を生かして、しっかり対策をしてきたなという印象の立ち上がり。
前半スタートのフロンターレはうまくいってない印象。
ただ王者フロンターレは、そんな流れの中でも先制点を奪う。
セットプレー時のグランパスの守備は、人をマークするのではなく、各自がエリアを守るゾーンディフェンス。
先制点の前にもいくつかその対策が感じられるコーナーキックを見せていたが、
前半31分にコーナーキックからジェジエウがヘディングでゴール。
うまくいかなくてもセットプレーで得点を奪える。
個人能力だけどはない事前の準備をしてきたチームとしての強さを感じた。
前半は1対0のフロンターレリードで折り返す。
後半に入り、グランパスは開始早々に。失点
三苫の個人技でグランパスの右サイドを切り裂いて、山根のゴール。
個人的には、グランパス期待の若手成瀬には良い経験になっただろう。
成瀬は、ディフェンスにやや難があるとは思っていたが、そのサッカーセンスは抜群。
きっかけさえ掴めば、一気に成長する可能性もある。
後半14分に丸山とランゲラックの連携の乱れでオウンゴール。
試合は3対0となり、完全に勝負あったと思ったが、グランパスがここから猛反撃。
稲垣のゴールとマテウスの歴史に残るスーパーゴールで2点を返す。
しかし1点届かずタイムアップ。
終了間際のフロンターレ田中碧がコーナーフラッグ付近で時間を作ったプレーは、本当に今必要なプレーを選択できる選手であると再認識させられた。
そのプレーからの流れで1分半くらいは時間を稼いだのはないだろうか。
勝負にとって一番厳しい時間であるアディショナルタイム5分の最終盤で、1分半時間を経過させるプレーは非常に大きい。
完全にリーグ戦での首位の座をガッチリ固める試合となった。
国内で勝てば勝つほど、フロンターレがACLの舞台で戦うのが楽しみになってきた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー2021/04/29
こんばんは😃Takaビジョンです❗️
最強の矛 対 最強の盾とも言われた、今回の首位と2位の一戦。
結果はまさかのワンサイドゲームで、4対0というフロンターレの良さばかりが目立つ試合であった。
結果としては一方的だが、勝敗を分けたのは、試合の入り方だったと感じる。
ビッグマッチでも入り方を間違えれば、想定外の点差がつく試合は、今までにも何度も見てきた。
一言で言うと、グランパスはフロンターレの攻撃を受けてしまったという感じ。
相手の攻撃力を警戒しながら出方を伺っているうちに、開始早々に失点。
これでゲームプランが大きく崩れ、立て直せないうちに前半の給水タイムまでに3失点。
本来であれば前半は失点しないようにして、後半勝負という形に持っていきたかったに違いない。
グランパスに落ち着かせる間を与える事なく一気に試合を決めたフロンターレも見事であった。
グランパスの守備力を持ってすれば、フロンターレ以外のJリーグチームであれば、悪くない入り方だった。
しかし個人能力の高さと攻撃のアイデアの豊富さ、戦術の熟成度が一段も二段も違うフロンターレには通用しなかったというところか。
『初め良ければ全て良し』
この格言が身に染みた上位決戦であった。
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2021/04/11
こんばんは😃Takaビジョンです❗️
J1リーグ第9節 FC東京対川崎フロンターレ。
結果は、フロンターレが4対2で勝利。
勝負の決め手は、フロンターレ、家長と三苫の決定力。
FC東京は、戦前の予想通り、守備からしっかり入ってカウンターという戦いを試合開始から展開するが、早くも前半8分にその目論見は崩れる。
フロンターレが、前線からのプレスにボールを奪い、家長がヘディングでゴールに繋げる。
さらに17分にも同じような形で奪ったボールが家長に渡り、左足で絶妙なコントロールショット。
後半1点を返され、1対2となった直後にも、ディフェンダーの一瞬の判断ミスを見流さず三苫がボールを掻っ攫って3点目のゴール。
事実上、この得点で勝負あり。
つくづくゴールを決める選手がいるチームの強さを感じる試合であった。
この3点のうち、どれかをミスショットしていたなら試合は、もう少し拮抗した様相を呈しただろう。
決定的チャンスを逸すれば、相手チームに勇気を与えてしまい、試合の流れを明け渡してしまう事もある。
並みのチームであれば、チームとして良い守備でボールを奪い決定的なシュートまで繋げられたとしても、これほどいとも簡単にゴールゲットまでには至らない。
結局のところゴールを決められる選手が居るか否か、勝負を分ける重要なポイントとなる。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー2021/04/07
こんばんは😃Takaビジョンです❗️
J1リーグ第8節 川崎フロンターレ対サガン鳥栖
やはりというか今年も首位を走る川崎フロンターレ。
この試合も1対0でフロンターレの勝利。
この試合を振り返って、改めてフロンターレの守備戦術を考えてみる。
フロンターレの特徴として、攻撃時にボールを失ってからの守備への切り替え、密集を作るのがとても早い。
すぐにボールを取り返し、二次攻撃、三次攻撃に繋げていく。
サガン鳥栖は、キーパーまで使ってのビルドアップを得意としているが、フロンターレは、時にそのキーパーにまでマンツーマンでプレッシャーをかけていくというアグレッシブな守備を行なっていた。
キーパーまでプレッシャーをかけるという事は、自陣に長いボールを蹴られた時には、人数的に不利が生じる。
それもセンターバックとアンカーに、対人に強い谷口、ジェジエウ、シミッチを擁しているからこその戦術と言える。
対するサガン鳥栖も、この試合には、トップに長身でフィジカル的に強い酒井を起用していたが、起点になる場面は少なかった。
そこでボールをキープできないと、後方も押し上げられず、前半から劣勢を強いられた。
後半になり、レアンドロ・ダミアンの個人能力に押し切られる形で鳥栖は退場者を出した。
そのタイミングでフロンターレは一気に攻勢を強め、決勝点を奪い逃げ切った。
同じ節での湘南ベルマーレ対名古屋グランパス。
退場者を出したベルマーレに対して、2位のグランパスが勝ちきれずスコアレスドローで引き分けた結果と対照的だった。
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こんばんは😃Takaビジョンです❗️
今季も好調。
開幕から5連勝スタートの川崎フロンターレ。
Jリーグ史上に残るであろう強さを見せるこのチームに死角はあるのか。
個人的に考察してみる。
まず前提として
- 個人能力、技術がJリーグの水準ではトップ
- 基本的な立ち位置は、4ー1ー2ー3のフォーメーション
- 攻撃から守備の切り替えが速い
では、対策としては?
1.個人には個人で!
個人能力の水準は高いが、世界水準で考えた時には、当然の事だがさらに上のレベルの選手がいる。
例えば昨年柏レイソルで得点王を獲得したオルンガのような破壊的能力を持った選手がいれば、個人能力で風穴をこじ開ける事も可能かもしれない。
今季シーズン序盤を見る限りそのような選手は見当たらないが、まだコロナ禍により合流できていない各チームのまだ見ぬ外国人選手の中にそのようなプレーヤーが存在しているのかもしれない。期待したい。
2.後ろ向きのプレーをさせる!
前向きにプレーさせると力を発揮する選手が揃っている。
もし攻撃守備両面で後ろへのプレーをせざるを得ない状況を作り出す事ができれば、その力は半減する。
例えば選手個々の特徴を見ても前線ではレアンドロ・ダミアンが高さやパワーがある選手という事になるが、後の選手は、技術力やスピードなど地上戦で力を発揮するメンバー構成である。
では後ろ向きのプレーを選択させるにはどうするか?
まずは1ボランチの脇のスペースを狙っていきたい。もちろんその前方にいる2人のインサイドハーフの選手もそのスペースを消すようにポジショニングしてくる。
厳しいプレスをかいくぐって中央へのパスを入れる事は、非常に勇気のいる作業にはなるのだが、そこを有効に使う事がまずは狙いどころ。
次に、ディフェンスラインから中盤を飛ばして、一気に相手守備の裏のスペースにボールを入れていくという方法がある。
その状況では、相手選手は後方へのプレーという事になる。
例えば、なかなかテレビ観戦では分かりづらいのだが、フロンターレが攻めている時に、前線に残っている選手が相手守備網に引っかからないポジションをとって、ボールを奪った瞬間にそこへ入れていく。
うまく起点になれれば、相手選手全体を後方へ下げる事ができるし、低いポジションをとらせる事はフロンターレの攻撃力を奪う事になる。
もしボールが繋がらなくても、一度チーム全体を押し上げて守備をやり直せる。
もちろん単調な攻撃に終始しないように変化を加えながらという条件にはなるが。
3.負傷離脱の穴を突く!
現在左サイドバックを務めるのは本来アタッカーの旗手である。
負傷により離脱している登里の代役として、そのポジションでプレーしている。
彼が攻撃の起点として果たす役割は非常に多くなっている。
外側内側、両方からのオーバーラップ、中央に入ってボールを受けたり、前線へボールを入れたり、と縦横無尽に動いて攻撃に彩りを加えている。
攻撃に関しては、自由な動きを監督からも許可されているという。
ディフェンスも前線の選手とは思えないほど、献身的で固い守備を見せている。
とはいえ、やはりそこは攻撃側としては狙いどころともなる。
彼が、前にポジションをとっている時はそのスペースが空いている事もあるだろうし、ボランチやセンターバックがカバーするのであれば、反対側にスペースがある場合もあるだろう。
また本来ディフェンスの選手に比べれば、高さや強度という部分では物足りない。
先日の柏レイソル戦でも今季ベンチスタートも多かったクリスティアーノを旗手のサイドで
先発させたのは、ネルシーニョ監督にはその辺りの意図もあったのではないだろうか。
フロンターレ側も周囲のフォローなどが早かったが、一定の成果は出ていたようにも見えた。
旗手に自由に攻撃に出られては、マークにつききれないケースも出てくる。
彼に攻撃よりも守備に重きを置かせるという事は、現在のフロンターレ対策として効果的だと感じる。
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