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徳島ヴォルティス昇格 J1での展望

徳島ヴォルティスが、16日の試合に勝って、7季ぶりのJ1リーグ昇格をJ2優勝で決めた。

その試合から徳島の戦術と来季のJ1での戦いを占う。


フォーメーションは、4-2-3-1。

前半立ち上がりは、相手の3バックのサイドのスペースをロングボールで狙う形も見せたが、

基本的には、ポゼッションスタイル。

ボールを持つ時間を長く、相手にボールを奪われたら攻守の切り替えを早くして奪い返すスタイルである。

両サイドの攻撃的MFは、攻撃時サイドライン際にポジションをとり、ピッチの横幅全体を広く使って攻めていた。

また特徴的なのは、キーパーも大きくペナルティエリア前方に飛び出してポジションを取って、バックラインでの繋ぎに参加していた。センターバック2枚、ボランチ2枚、キーパー含み合計5枚でのビルドアップは安定。

相手はなかなか狙いを定めることができていなかった。

その中で私が注目したのは、7番ボランチの小西。

もう1人のボランチ、キャプテン岩尾とのコンビネーションも良く、ミスも少ない。

利き足の左足から長短の正確なパスでゲームを作っていた。


さてJ1においては、相手の技術レベルが上がり、プレスに行ってもかわされるケースが出てくるだろう。そういった時に、前から行くのか、後ろでブロックを敷いて守るのか、ジレンマに陥るタイミングが

あるかもしれない。

外国人選手も少なく、今回観戦した試合では、1人も先発どころかサブにもいなかった。

スーパーな選手は不在、全員の共通理解で戦うチームだが、外国人ストライカーの補強はマストと見る。

今季の躍進を支えたリカルドロドリゲス監督の去就問題もある。

J1リーグでの戦いは、監督人事、選手補強、オフから既に始まっている。