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Jリーグ第32節 鹿島対清水 エウシーニョの技巧

サッカーという競技をよく知っている選手というのは、試合の行方を左右する。
両チームの中でサッカーを知っている選手と感じるのは、鹿島ではボランチを
務めるレオシルバだが、今回はエスパルスの右サイドバック、エウシーニョにスポットを
当てて見ようと思う。
エスパルスが好調な時には、エウシーニョが躍動しているイメージがある。
近年のサッカーでは中央のプレッシャーは厳しく、サイドから攻撃の起点を作っていく戦術も大切。
エウシーニョに注目していると、いくつかのポイントに気づく。
①相手からプレッシャーをかけられても、簡単にバックパスをする事はない。
味方とのワンツー、個人のテクニックなどでうまく相手のプレッシャーを掻い潜る
鹿島は前線から人数をかけてプレッシャーをかけて来る。うまく外せば逆にチャンスは
生まれる。
よく見ていると、エウシーニョを起点にチャンスが生まれていることが多い。
②ポジションの取り方。右サイドバックというポジションだが、状況に応じて中に入る。
周りの選手をうまく使いながら、ボールを動かす。時には逆サイドまでのラン。
フリーマンのような動きをする事で相手は掴みにくいだろう。
③フィジカルの強さ、基本技術の高さ。
個人技術があってこそ①②が生きる。さすが元フロンターレの選手。
敵に寄せられても慌てる事はない。


総括
エウシーニョが、個人戦術やチーム戦術の中でどういう意図を持ってゲームを作っているかという観点で見ると面白い。
サッカーという競技、もちろんボールを追って見るのが通常だが、オンザボール、オフザボールに関わらずあえて1人の選手の動きに注目して見るのも悪くない。