カズの影響力
53歳 キングカズこと三浦知良。
今季のリーグ戦出場は4試合、ノーゴール。
彼がJ1リーグでプレーする事には賛否両論あるだろう。
賛成派の意見としては、若手のプレーヤーにとって良い模範になる、彼が所属しているというだけで、
スポンサー収入、グッズ収入、観客動員数の増加など、プロである以上、言い方は悪いが、お金を生むプレーヤーは必要である、というようなところか。
逆に、否定派の意見は、J1のレベルに達していない、若手の出番を奪う、そういった部分だろうか。
実際彼が今季出場したフロンターレ戦やガンバ戦を見たが、やはり身体能力的に厳しい印象を受ける。
時折、味方をうまく生かすプレーを見つける事はできるが、J1のレベルにあるとは言い難い。
私自身の意見で言えば、賛成派でも否定派ではない。
どちらの意見も正論だと思う。
なので今回お伝えしたいのは、私が体験しているリアルな部分である。
齢42歳になる私事だが、自身がプレーしているサッカーやフットサルチームでは、20代から50代のプレーヤーが所属している。もちろんカズの動きには到底及ばないエンジョイレベルではあるが。
そんな中で私の世代くらいから50代の草サッカープレーヤーによく聞かれる発言がある。
『カズより先には引退できない』
少なくとも彼のプレーは、中年以降の草サッカープレーヤーの裾野を広げている、基盤を作っているのは間違いない。
一般の人間であれば、一定以上の年齢になれば、スポーツどころかいわゆる普通の健康さえも維持できない人も多いだろう。
そういった中で、50歳を超えてプレーしている彼の姿は、励みになる。
身近な話題になってしまったが、自身の体験、それは想像の世界の話ではなく本当に率直な感想である。
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