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マラドーナ追悼メッセージ

先日、元アルゼンチン代表&世界サッカー界のスーパースター、ディエゴ・マラドーナさんが、お亡くなりになりました。
私が野球少年だった80年代、まだまだ日本サッカー界が低迷していたあの頃。
世界で唯一知っていたサッカー選手、それがマラドーナでした。
今から思えば、彼の全盛期はその頃だったのでしょう。
それから時は流れ、私がリアルタイムで彼を見たのは、1994年アメリカW杯でした。
結果的には、薬物問題で大会から締め出されてしまうのですが、グループリーグのギリシャ戦で華麗なワンツーの連続からゴールを決めた姿は、最初にワールドクラスの凄みを教えて
もらいました。
後から映像で見ましたが、1986年W杯の彼は、まさに1人で試合を決められる選手でした。伝説の5人抜きもまさにこの大会。
そして1990年W杯ではコンディションが万全でない中、ワンプレーで決定的な仕事をし、チームを勝ち上がらせていきました。
決勝では、当時西ドイツのブッフバルト(元浦和レッズ)にトイレまでついていくとまで
言われた厳しいマークに屈した姿を覚えています。
貧困により困窮した少年時代には、薬物や暴力、犯罪などが横行した世界で育ったと聞いています。
素行不良により何度も問題を起こした彼ですが、平和な国に住む日本人からと、様々な状況を抱える世界に住む方達からでは、彼に対する見方も全く違うのかもしれません。
まさに暗い世界に一筋の光を差し込みました。
ご冥福をお祈りいたします。

レジェンド遠藤保仁 ジュビロ残留、そして‥

元日本代表、遠藤保仁が来年もジュビロでプレーする事が発表されました。
今季、J1ガンバではほとんどプレー機会が得られなかった遠藤ですが、
移籍したJ2ジュビロでは、ほとんどの試合で先発出場しています。


全盛期のプレーと比較すると、瞬発的な能力では衰えていることもあり、
ボールを運ぶ、相手をかわすというような動きはほとんどありません。
自分のできる事を見極めて、できる中で最大限効果的なプレーを選択している結果
であるとも言えます。
ただ、ピッチの中央に位置しているボランチというポジションであることもあり、
持久力という意味での運動量は、今でも通常以上の数値を記録しています。
パスやトラップなど攻撃力に注目がいく遠藤ですが、私は守備もよく見ています。
パスコースを切る、セカンドボールを拾う、相手のトラップした瞬間を狙って
ボールを絡め取る。
守備面で、遠藤に注目するのも面白いんじゃないでしょうか?


今の遠藤のプレースタイルを最大限生かすのであれば、サッカーの内容が非常に
大切になります。
分かりやすく言ってしまえば、遠藤を中心としたパスサッカー。
そして来季のジュビロ残留を決心したという事は、ポゼッションを
大切にする監督で来季戦う、自身の起用法、クラブとしてのビジョンなどにも納得してのことなのでしょう。
また、遠藤のプレーを補完的に生かす形で、どのような選手を今後獲得していくかというところが注目点になります。


クラブ全体で、遠藤残留を生かせれば、待ち望むJ1昇格も見えて来るのではないでしょうか

ACL準々決勝 ヴィッセル神戸対水原三星 マッチレポート 死力を尽くした死闘

前の試合で負傷したイニエスタはベンチスタート。

前半、試合の入りが悪かったヴィッセル、前半7分に水原に先制点を許す。

その後もなかなか自分達の流れを作れない中で迎えた前半40分、

水原PA手前で右SH、西がファールを受ける。VAR判定の末、水原の選手にレッドカードの判定、

ヴィッセルはフリーキックのチャンス!

このチャンスにドウグラスが打つと見せかけて跨いでからの古橋のキック!

飛んだ壁の下を抜く技ありのグラウンダーで見事ゲット!

前半は1対1で終了。


後半に入り、1人少ない水原は、しっかり守備ブロックをひいて虎視眈々とカウンターを狙う。

立ち上がりこそパスを繋ぎゴールに迫ったヴィッセルだが、徐々に水原のカウンター、セットプレー、

フィジカル重視のパワープレーにより流れを奪われる。

イエローカードをもらった小田に変えて左右両足ともキックが得意な初瀬を投入。

正確なアーリークロス、セットプレーからのキックでいくつかのチャンスを作り出すが、

両チームとも無得点で90分終了。


ここから前後半合計30分の延長戦に入る。

ヴィッセルは、イニエスタの欠場により出場していた安井に変えて、FW藤本の投入。

ドウグラスとの2トップに。

延長戦はオープンな展開になりお互いビッグチャンスを作り出すがゴールは奪えない。

そしてついに延長後半7分、ベンチスタートのイニエスタ投入。

しかしケガの状況は重く、私が見た限りボールタッチは1度か2度。

トップ下の付近でワンチャンスを狙っているのは感じたが、ほとんど動くこともできず、

そのまま同点のまま時間は経過して、運命のPK戦へ。


水原が先攻ヴィッセルが後攻。

お互い6人目まで12人全員が成功という緊迫の状況の中、7人目ついに均衡が崩れる。

先攻の水原のキッカーがゴール上に外す。

対するヴィッセル7人目のキッカー、藤本。

当方、藤本のPKを見るのは初めて。

小刻みなステップにやや不安を覚えたが、その後はキーパーの動きをしっかり見て、

ゴール右にグラウンダーで流し込む。

疑ってスイマセン( ;  ; )素晴らしいキック🦵


お互い全ての力を出し尽くす準々決勝として素晴らしい戦いを見せてくれた。

ヴィッセルには次の蔚山戦も期待したい。