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浦和レッズ 興梠慎三 類稀なサッカーセンス

浦和レッズ 興梠慎三が、12月16日の川崎戦でJ1リーグ通算157点目を決め、9年連続二桁得点を達成すると共に、元ジュビロ磐田ゴン中山の得点数に並んだ。


鹿島でプレーしていた時は、チャンスメーカーのイメージが強い選手であったが、浦和に移籍してから一気にストライカーとしての才能が開花した。


ゴール前への抜け出し、ポストワーク、囮の動き、シュートセンス、キックの巧さ、ディフェンスから消える動き、FWにとって必要な能力は、全て一定の水準以上に備えている。

まさにサッカーセンスの塊であり、年齢を重ねても長くプレーできるタイプの選手である。


ゴールのバリエーションも実に豊富。

右足、左足、頭、バランス良く得点をとることができ、PAの内外問わず、裏への抜け出し、クロスに合わせる、こぼれ球に詰める。

書き連ねていて、ここまで巧みな日本人フォワードは、かつて存在しただろうかという程である。


日本代表での出場は16試合。

近年主流のワントップでは、175センチというサイズやフィジカル的な部分で劣勢と見られたか。


おそらく来年以降もまだまだファンを魅了する円熟のプレーを見せてくれることだろう。

ヴィッセル神戸 山口蛍 円熟のリンクマン

初めて彼のプレーを見たのは、2012年ロンドン五輪だった。

当時から中盤の底でプレー、絶妙の寄せからボールを奪い取る、拾う能力には

長けていた。


しかし、近年の彼のプレーは円熟の域に達している。

ドイツへの移籍🇩🇪や日本代表の活動を積み重ねていたものが、2018年ロシアW杯の

経験がさらにもう一段階上のレベルに引き上げたのでは。

最後のベルギーのカウンター、デブライネと対峙した山口蛍は、それこそ当事者しか分からない

ワールドクラスの駆け引きがあったと想像する。


ヴィッセルにおいては、イニエスタとの関係も良好、バックラインと前線を繋ぐリンクマン、

パスをもらうための顔出し、得点も今季はキャリアハイの6得点。

守備面でもピッチ全体を広くカバーリング、セカンドボールへの対応やボールを奪い切る力もある。

一家に一台ならぬ一チームに一山口と言うほど、どのチームにも、いてくれると助かる選手だろう。


新型コロナの影響もあり、代表ボランチは、柴崎と遠藤航がここのところ多く務めているが、

山口蛍も今後また有力な候補となってくるだろう。

第13節 ベティス対ビジャレアル マッチレポート&久保建英チェック

久保建英の今季2度目のリーガ先発出場。

58分までのプレーとなった。

私の観戦も同じく58分まで( ͡° ͜ʖ ͡°)


まず印象に残ったのは、思ったより周りから久保の足元にボールを入れてくれるなと。

彼の得意な右の中盤でのプレーである事、足元足元に繰り返し入ってくるボールから

考察するに、監督や選手からの信頼関係もできているのではないだろうか。


攻撃の要であり起点となる、ジェラールモレーノが同じ右寄りの前線に配置されていることもあり、

右でうまくコンビネーションで作って、そこからのクロス、逆サイドへの展開という場面も多くあったように思う。


久保個人では、今節はアタッキングサードで精度を欠いたプレーが散見されたが、その部分は、今後改善されてくるだろう。

あとはフィジカル的な強さがもうひとつ足りないか。


ビジャレアル、チーム全体としては、手堅いチームという印象を受ける。

前線、中盤、ディフェンスでしっかり3本の守備ブロックを引いて、コンパクトなラインを作っていた。

裏を取られる場面も非常に少なく、バックラインでの繋ぎも安定感を感じる。

あまりスピード感を感じるチームではないが、1人1人の守備意識が高く負けにくいチームである。

さすがリーガで上位につけるだけの事はある。


久保建英の様子を気にしながら、引き続きレポートしていきたい。