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ギラヴァンツ北九州 ディサロ燦シルヴァーノ 24歳

イタリア人の父と日本人の母を持つハーフ。

175センチ 72キロ 今季17得点 現在J2リーグ 得点ランキング2位。

ストライカー不足に悩む日本サッカー界ということもあり、得点ランキング上位の日本人選手は、

毎年注目している。

「ストライカーは育てられない」

という言葉もあるくらい、ストライカーは素質や感覚による部分も大きいポジションである。

さて、大卒2年目の24歳のディサロだが、身長は175センチとストライカーとしては、小柄である。しかし、初見では180センチほどあるかと思えたくらい体格は筋肉質でガッチリしている。

さすがイタリア🇮🇹の血をひいていることもあるのか。

特徴としては、その体躯を生かしペナルティーエリア内、もっと言えばゴールエリア付近で

サイドからのクロスボールに対しての強さが真骨頂なのではないか。

足元よりも頭の方が一段と得意にも見える。

全盛期の元日本代表川又が、アルビレックス新潟在籍時、めっぽうサイドからのクロスに強さを見せたが、同じ系譜を思わせる。

また、ペナルティエリア内で、スタンディングでのヘディングゴールも見られるのは、その前の競り合いで相手に完全に競り勝ち、フリーの状態を作り出していると見る。

今季、ギラヴァンツのJ1昇格の可能性は既に潰えてしまったが、J1クラブからのオファーも十分あり得る。

2019年シーズンJ2で得点を量産した柏レイソル呉屋や横浜FC一美は、今季十分な活躍はできていない。

チーム内でのレギュラー争いも厳しく、またJ1のディフェンダー陣は、J2よりも身体能力も戦術的な部分も遥かにレベルが高い。

しかし、厳しいカテゴリーに積極的にチャレンジして、切磋琢磨していってもらいたい選手である。

ジュビロ磐田 伊藤洋輝のポテンシャル活用法

身長185センチを超える大型のディフェンダーも日本でも多くなってきたが、

世界で活躍できている選手はまだまだ少ない。

そんな中で現在はJ2というカテゴリーではあるが、スケールの大きさを感じさせる選手がジュビロの

伊藤洋輝だ。

現在21歳。188センチの長身で、主に3バックの左を担当している。

まずは左利きというところに注目したい。

サイズのあるディフェンダーで左利きとなると、それだけで希少価値が出てくる。

やはり内側から寄せてくる相手に対して、遠い足でプレーできるという事は大きい。

プレッシャーをうまく回避しながら、効果的なボールを配給できる。

またその左足から放たれるボールの弾道が非常に美しい。

長い距離のボールも苦も無く蹴る事ができ、局面を大きく変えることができる。

しかしディフェンス面においては、まだまだ課題もあるように感じる。

状況判断のスピード、危機察知能力、リーダーシップ、これから飛躍するためには、

もっと伸ばす必要があるだろう。

ただ、私は日本代表不動の右サイドバック、酒井宏樹の若い頃に少しダブらせて見ることがある。

まだまだ粗削りだが、磨き方によっては、面白い存在になるのではないかと思う。

ジュビロでもプレーしていたこともあったが、左のアウトサイドで使ってみるのも1つ、

又はコンサドーレ札幌のペトロビッチ監督のような積極的に前に出る3バックの一角で使うのも

彼の攻撃力を存分に生かすことができるのは⁇

まだまだ若い選手。特にディフェンスは経験がモノを言うポジション。

まずは出来るだけ試合に出て、成長していってもらいたい。

長い目で追っていきたい選手の1人である。

J2リーグ 第40節 北九州対磐田マッチレポート

前半は、磐田のペース。選手間で適度な距離を保ちながら、前線から積極的なプレッシャーをかけてくる。
良い形でボールを奪い、ショートカウンターで好機を作る場面がいくつか見られた。
前半15分、山田のディフェンスライン裏へ綺麗に抜け出し、キーパーをうまくかわすシュートを放つが北九州のディフェンダーがゴールライン、ギリギリでクリア。
その後も大森のスルーパスから、小川大貴がゴール前へ折り返し、山本のヘディングシュート。
ゴール上へ外れる。
対する北九州は、トップのディサロ、ボランチの加藤を起点に、攻撃の形を作ろうと試みるがシュートまで持ち込む場面は少ない。
前半は、このまま0対0で終了。


後半に入り、今度は北九州がスタートから攻勢をかける。
磐田がなかなかボールを繋げないなかで迎えた後半6分のコーナーキック。
これをJ2注目のストライカー、ディサロが今季16得点目を頭で決める。
磐田の大井が体をつけていたが、体の強さを見せた。
決して器用なタイプではないが、体の軸がぶれない選手という印象を受ける。
さらに後半17分、またもディサロがゴールを右足でゲットする。
中盤でジュビロの2人の選手が、相手にプレッシャーをかけるところで一瞬お見合い。
そのためディフェンスラインが少し乱れたところをディサロが裏をつく。
佐藤のスルーパスから、キーパーの脇下を右足でキレイに抜くゴール。


その後、磐田も選手交代を繰り返しながら反撃を試みるが、決定力を欠き、
このまま試合は終了。
北九州は5試合ぶりの勝利となった。