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サンフレッチェ広島対川崎フロンターレ 青山敏弘の意地とキャプテンシー

2021/04/18


こんばんは😃Takaビジョンです❗️


サンフレッチェ広島が王者川崎フロンターレに挑んだJ1リーグ第10節。

サンフレッチェディフェンスが粘りに粘って、1対1のドローに持ち込んだ。


特筆すべきは、ボランチで先発したサンフレッチェの魂、大ベテラン青山敏弘がフル出場。

攻撃においては、チームを落ち着かせるゲームコントロールと急所を突く縦パス、左右への展開力。

明らかに青山のパスから攻撃のスイッチが入っていた。


守備では、豊富な運動量と適確な判断力とポジショニングで相手の攻撃を阻み続けた。

フロンターレのキーマン、圧倒的なスピードと技術を誇るドリブラー三苫に対しても、スピードに乗る前にトラップした瞬間を狙ったり、周囲のチームメイトとの連携を生かして卓越した守備を見せていた。


試合は後半8分のロスタイムがある激闘になったが、最後の最後まで懸命に走り続け、味方を鼓舞する姿は感動的とも言えた。


彼の出場している時の方がサンフレッチェはより良い安定感のある試合を見せる。

チームメイトからの信頼も厚く、彼のプレーぶりに呼応するように戦えていた。


フロンターレと同じ、攻守の切り替えの早いトランジションサッカーを志向するチームでここまで王者と渡り合うところを見る事は、久しくなかった気がする。


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2021/04/03

こんばんは😃Takaビジョンです❗️



J1リーグ第7節、サンフレッチェ広島対ガンバ大阪。

ガンバ大阪は、チーム内にコロナ陽性者が出てしまった関係で、2月27日以来の試合。

対するサンフレッチェは、この試合まで7試合で3勝4分。

フロンターレ、グランパスと共に今季無敗を続けている。


結果は、0対0でスコアレスドロー。

ただ内容は、サンフレッチェ広島の圧勝だった。

ガンバ大阪は、久しぶりの試合という事もあったのか、チームとしての形が見えない戦いになってしまった。


サンフレッチェの心臓となっていたのは、青山、川辺、森島の中盤の中央3枚。

青山は、かつては日本代表の常連。

川辺は、先日初めて日本代表に招集されたばかり。

森島もオリンピック世代の代表選手である。


基本的には、青山をアンカーとして、川辺、森島がインサイドハーフ。

どの選手も非常に技術が高い上、守備もできる。

オンザボール、オフザボール、どちらでも気が利いたプレー。

ボールを受ける前のボディフェイント1つで状況を変えてしまうのは、驚嘆のレベルである。

ポジションチェンジしながら、ディフェンスラインとフォワードの選手を繋ぐリンクマンとして3人が機能していた。


さながらこの3枚をサンフレッチェの語源となっている『3の矢』に例えても良いだろう。

個人でもなく、チームでもなく、セットという意味で現在Jリーグで最注目である❗️












ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー今回はサンフレッチェ広島。

昨季は経験のあるベテランを軸に堅守を見せたが、得点力不足により中位に甘んじた。
が、戦力を考えると、背伸びしていない身の丈に合った戦いを選択していると感じる。


ポイントは2点。
・新加入ジュニオール・サントスと2列目の得点力アップ
昨季の失点数は、試合数以下。これ以上守備に対して多くを望むのは、少し酷な話だろう。
前述したように、得点力を上げないと昨季以上の順位は望めない。
そこでまず注目は、移籍したレアンドロ・ペレイラに代わる外国人、ジュニオール・サントス。
188センチの長身FW。
マリノスでの活躍を考えると、いくらか得点力を期待することは出来るだろうが、うまく2列目からの飛び出しも引き出していきたい。


・ベテラン勢の稼働率
ゴールキーパー林、ボランチ青山、左サイドの柏。
長年チームを支えてきた選手達も相当なベテランの域に入ってきた。
ゲームコントロールや駆け引き、技術面では衰えはなくとも、運動能力などはどうしても全盛期のようにはいかない。
疲れやケガからのリカバリーも若い時とは違うだろう。
とはいえ、サンフレッチェの躍進には、必ずその力が必要になる。
サンフレッチェを日本語に訳すと『3本の矢』。
言葉の通り、3人にはチームの主軸としての活躍に期待している。

徳島ヴォルティス 勇気あるスタイル 独断と偏見

2021/04/17

こんばんは😃Takaビジョンです❗️


本日は徳島ヴォルティス対鹿島アントラーズが行われた。

前節まで9試合まで監督不在でありながら、J1リーグで大健闘の戦いぶりで、中位をキープしているヴォルティス。


ヴォルティスの特徴は、ディフェンスラインからの勇気あるビルドアップである。

4バックのディフェンスラインのうち、右サイドバックの選手は高い位置をとるので、左サイドバックの選手もしくはボランチの1枚を加えた3人+キーパーでボールを回していく。

大きいのは、キーパーの上福元の足元の技術が高いことである。

前からプレッシャーをかけられても、最終的にキーパーというボールの逃がしどころがある。

後方でボールを回すには、技術戦術ももちろんだが、勇気が必要である。

一度奪われたら、即ピンチということになる。

この試合でも、アントラーズが前線から激しいプレスをかけてきたが、怯む事なく90分間、そのスタイルを貫き続けた。

この試合は敗れてしまったが、スタイルをチーム全体で共有できている事は、年間を通しても大きく崩れる可能性は低い。


いわゆる名のある選手はほとんどいない。

しかし自分達のスタイルを貫いて、J1リーグで堂々と戦い抜く姿を見ていると、つくづくサッカーはチームスポーツだと感じさせる。

11人、もっと言えばサブの7人まで合わせ、合計18人の力を結集させる事で強豪とも互角に渡り合うことができる。

自分の仕事に於いてのチームマネージメントとしても非常に参考になる。


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今回は徳島ヴォルティス。

昨季J2を制し、満を持して7年ぶりのJ 1に挑む。
功労者のリカルド・ロドリゲス監督が浦和レッズに引き抜かれ、新たにダニエル・ポヤトス監督が就任。
ただ、新型コロナの影響を受け、現在チームの指揮は執れていない。


ポイントは2点。
・守備がどれだけ持ち堪えられるか
J2ではボールポゼッションを長くし、キーパーも含めてしっかりと後方からボールを繋ぐスタイルだった。
しかしJ1においては、相手のスピード、パワー、技術、戦術、全ての面でレベルが上がり、ボールを保持できる時間は短くなるだろう。
ゴール前の大事なポイントで、どれだけ集中力を持ってファイトできるか?
自分達の時間を作るために、前線の選手が競り合い、ボールキープなどどれだけ頑張れるか?


・決定力
毎年J2から上がったチームの多くが悩まされる問題。
得点力不足では、勝ち点1は獲得できても勝ち点3は獲得できない。
例えば単純計算だが、3勝0分6敗と0勝9分0敗は、同勝ち点である。
単純にJ1のディフェンダーは、ゴール前で簡単にプレーさせてくれない。
昨季17得点のストライカー垣田は、最低でも二桁得点を達成したい。
2列目の選手達にも得点の期待がかかる。

コンサドーレ札幌  特殊なビルドアップ 独断と偏見

2021/04/16

こんばんは😃Takaビジョンです❗️


コンサドーレが、特殊なビルドアップを展開している。

3バックのラインにボランチが1枚下りて、バックの中央の選手と2バックの形に。

そして、3バックの両サイドの選手が共に高い位置のライン際に幅広くポジショニングする。


うまくその上がった選手を使えれば良いのだが、ボールの奪われ方が悪い時には、守備陣形を整えるのが遅れてしまい、相手にスペースを与えてピンチに陥るケースが多い。


今季は、名古屋グランパスをよく観戦するのだが、驚異的な守備力を見せるグランパスとは対照的である。

グランパスは、攻撃時にも守備のバランスを絶対に崩さない。

常に相手の攻撃に備えている印象がある。


同じサッカーという競技なのに、監督の戦術でチームカラーがガラッと変わる。

分かりやすい2チームだと感じる。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーJリーグも今月末からいよいよ開幕。

今季もその舞台を堪能するために、独断と偏見をチェックしていこうと思う。

今回はコンサドーレ札幌。

注目は、『3バックの攻撃参加』


ペトロビッチ監督の戦術として、攻撃時には、3バックの一角が攻撃参加してくる。

このメンバー表で言うと、福森と田中である。

そのポジションの選手が、どれだけ攻撃面で貢献できるか。

後方から上がってくる選手は、総じてフリーになることが多く、相手のディフェンスにギャップを作ることができる。

ゴール前にクロスを送ったり、崩しの場面で起点になったり。


逆にその形になると、ディフェンスが2バックになるという危険も伴う。

相手のカウンターで失点する事も多くなりがちなので、そのリスクマネージメントをどのように行なっているかも見ていきたい。

ウイングバックやボランチの選手がどのようにディフェンスラインをフォローしているか。



現在、ペトロビッチ監督が骨折のため入院中である。

いつ復帰するのか未定という事であるが、開幕に間に合うのか、実際に試合では影響を及ぼすのか。

ペトロビッチ体制も4年目に入るので、ある程度の形は既に出来上がっているとは思うが。