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ヴィッセル神戸 イニエスタ緊急会見 独断と偏見

2021/05/11




こんばんは😃Takaビジョンです❗️


イニエスタのバースデーに合わせる形で、YouTubeでの緊急会見が行われた。


兼ねてから引退のタイミングがいつなのかウワサされていたイニエスタだけあって、ついにその時期がきたのかという憶測も流れた。


しかしその内容は真逆とも言っていい、2023年までの2年のヴィッセル神戸との契約延長であった。


ヴィッセルとの今シーズンまでの契約であったイニエスタ。

プレーだけでなくそのキャラクターも日本人に愛され、日本に溶け込んでいる彼をさらに2年追加でこの日本で見られることは私にとっても朗報である。


イニエスタがプライベートも含めて、この日本での挑戦を充実した気持ちと共に過ごしている印象は感じる事はこれまでも多々あった。

だが昨年天皇杯を制した事、それにより出場したACLの準決勝で敗退し、自身も怪我で不完全燃焼に終わった事。

この一連の流れは、彼の中でやり残した事として認識されているのではないだろうか。

会見の中で

『小さな目標に興味はない』というような発言があった。

おそらく

『リーグで優勝する事』

『ACLを勝ち取る事』

この2つは、延長された2年間で彼が目指していくものだろう。

その挑戦にどこまで近づくことができるか、本当に楽しみである。


彼を日本に連れてきた三木谷社長の慧眼にも敬意を表する。

推定32億とも言われる彼の年棒なのだが、それは決して高い訳ではない。


まず彼が加入してから、ヴィッセル神戸とJリーグ全体に対する世界からの注目度は格段に上がっている。

Jリーグのブランド向上に大きく貢献している。

それにより世界で実力、実績のある選手が日本のクラブに加入するケースも増えている。

それもベテランではなく、中堅や若手がJリーグでのプレーを求めるケースも増えている。


もちろんグッズ販売や広告収入なども莫大なものであり、三木谷社長としても十分コストに対するリターンは回収しているだろう。


彼が日本でプレーしている事、そしてさらに2年の契約延長となる事は、Jリーグ、ヴィッセル神戸、三木谷社長、イニエスタ本人にとっても、全てがwin-winになる素晴らしい選択である。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー2021/05/01

こんばんは😃Takaビジョンです❗️


J1リーグ第12節

ヴィッセル神戸対サンフレッチェ広島。


昨年末のACLでのケガで長期離脱を強いられていたキャプテンのイニエスタが

ついに帰ってきた。

この試合では後半30分からの出場。


既に3対0でヴィッセル神戸のリードと大勢も決していた事もあり、試運転レベルの出場となった。

守備では、2トップの一角として、フォワードのリンコンと並んでプレー。

負担の少ないポジションでスペースを埋める程度の動き。


攻撃では、昨年と同じようにイニエスタ中心のパス回しを見せていた。

やはりイニエスタが入ると、淀みなくパスが流れていく。

時折、個人的でスルリと相手をいなすプレーも見られ、本来のイニエスタのプレースタイルに近い場面もあった。


コンディションは、これから上がっていくだろうという予感させるプレーぶりだった。

次節は横浜F・マリノスとの対戦。

ここは注目だ。

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2021/04/28

こんばんは😃Takaビジョンです❗️


センターバック菊池流帆の成長が著しい。
大卒3年目のプレーヤーで24歳。
188センチ80キロの大柄なボディーを生かした対人の強さが最大の特徴。
大卒初年度は、レノファ山口でのプレー。
そこでの活躍が認められ、J1ヴィッセル神戸にステップアップ。


荒削りなプレーが多い印象だったが、昨年末でのアジアチャンピオンズリーグでの経験が一気に彼を成長させた。
繊細なプレーというよりも大柄な体格にプラスしてスピードもある。
それに全面に押し出した持ち前の気迫を生かしたプレーがテレビ画面を通じても伝わってくる。
観客の声援がほとんど聞こえないコロナ時代の中継においては、彼の叫び声が何度も集音マイクに拾われている。


直近のアントラーズ戦でも1対1の対人で負けるシーンは1度もなかった。
試合終盤に、テクニックとスピードのあるアントラーズ松村のドリブルに対しても、きっちりとボールを奪い切った後、無骨ながらも正確に味方に繋いだプレーは目を見張った。
繋ぎの面でもJ1リーグのプレスのスピードにも慣れ、精度がグングン上がっている。
ここのところ、若手の起用が多いディフェンスラインをうまくまとめて、ヴィッセル神戸の上位進出に貢献している。


タイプとしては、代表で長く活躍した中澤佑二のようになれる可能性を大いに秘めている。
まだまだ経験値が低い中でこれだけの活躍を見せているのは特筆に値する。
今後は日本代表入りや海外移籍などを通じての、屈強な外国人選手とのバトルでさらなる成長を期待したい。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー今回は、ヴィッセル神戸。


昨年はリーグ戦においては、不本意な結果だったが、ACLにおいては準決勝まで進出と意地を見せた。

三浦監督もそのまま続投。

ポイントは2点。


・守備の強化、失点数減

昨年の59失点は多すぎる。

元来攻撃力を売りとするチームではあるが、攻撃をしている時の守備のリスクマネージメント、チームが不安定な時にゲームをコントロールする力が不足していたように思う。

ディフェンスラインには、ベルギー代表のフェルマーレンや代表クラスの酒井高徳などを擁しているが、チーム全体の守備戦術の確立が急務となる。


・イニエスタの稼働率

その技術に衰えは見られないが、今年5月に37歳を迎えるイニエスタ。

昨年末のACLで負ったケガのため、開幕には間に合わない。

また復帰してからも、ある程度休ませながらの起用となるだろう。

イニエスタがプレーしている時は、前述したゲームコントロールも問題ないが、

不在時に誰がどのようにチームの舵取りを行うかがポイントとなる。

ジュビロ磐田 ケチャドバの予感 独断と偏見

2021/05/09

こんばんは😃Takaビジョンです❗️


13節 ジュビロ磐田対ブラウブリッツ秋田。

強風の吹き荒れるピッチでの戦い。

前半風上を選んだブラウブリッツ。

そのメリットを最大限に生かして、ロングボールをジュビロのディフェンスラインの裏に蹴り込んでいく。

直接チャンスに繋がれば最高だが、そうでなくても間接的にコーナーキックを獲得したり、得意のロングスローの攻撃に繋げていた。

まさにブラウブリッツの真骨頂という攻撃を仕掛けていた。

そのような良い流れの中、先制点を上げたのもブラウブリッツ。

サッカーにおいては、風上にたっても決して有利とは言えないと個人的には感じているが、この日のブラウブリッツのサッカーには、完全に風が味方していた。


対してジュビロは、前半は効果的な攻めはほとんど出来なかった。

頼みのルキアンもディフェンス谷奥の激しいマークにあって、ほとんど何もさせてもらえなかった。


後半に入り、怪我明けで久しぶりの出場となった遠藤保仁の経験がジュビロのリズムを取り戻す。

彼が入って、ボールの収まりどころができた。

そこでタメを作ったり、前後左右のパスの出し入れで、ジュビロのボールを持つ時間が増えて、ブラウブリッツは自陣に釘付けになるケースが増えた。


さらにジュビロは、同点に追いつくべくブーストを点火。

新外国人のファビアン・ゴンザレス、伊藤洋輝、大津祐樹と次々に投入して攻勢をかける。

満を持して登場のファビアン・ゴンザレスであったが、フィジカル的にはJ2リーグ屈指のものを持っているのは一目で分かった。

得点感覚をどこまで持ち合わせているかはこの試合だけでは分からなかったが、

他チームにとって相当な脅威になるのは間違いない。

チームの得点源のルキアンとの相性も悪くなさそうだ。

ルキアンと小川航基の併用は、噛み合わせが良くなかっただけに、そのコンビネーションにも相当な期待が持てる。


そして攻めに攻めたジュビロの攻撃がついに実を結んだのは、後半ロスタイム。

大津のゴールで、同点に追いつく。

そしてそのままタイムアップ。


結果としてはドローに終わったが、ケガから戻ってきたファビアン・ゴンザレス&ルキアンとの相性。

それを操るケガから復帰した遠藤保仁。

さらに途中出場で攻撃守備両面で存在感を発揮した今野泰幸、伊藤洋輝、大津祐樹。

ここのところ途中から流れを変えられるようなサブの戦力が乏しいと見ていたが、ファビアン・ゴンザレスと遠藤保仁が入ることで一気に強化された。


ジュビロにとっては悔しいドローだったが、いわゆる『ケチャドバ』、ケチャップがドバドバ出るかのように、得点を奪う日も近いかもしれない。

J2リーグ屈指の攻撃陣は整った。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー2021/05/05

こんばんは😃Takaビジョンです❗️


第12節 ジュビロ磐田対愛媛FC。


試合前からの激しい雨でピッチ上には水が溜まり、メインスタンドから向かって右側のエリアは、ほとんどグラウンダーではボールが運べない状況。


前半はその右側方向に、ジュビロが攻める。

積極的に愛媛のディフェンスの裏に、シンプルにボールを蹴り込む。

水溜まりでボールが止まってしまうため、基本的に細かい繋ぎは諦め、空間を使ったプレーが多い展開となった。

雨の日では、本当に技術力が高い選手かどうかが問われるが、この試合で両チーム通じて最も素晴らしいプレーを見せていたのは、ジュビロの山田大記。

ヨーロッパでプレーした経験も多いのもあり、ぬかるんだグラウンドでも安定したボール捌きと空間を使ったパス、雨の日ならではのアイデア溢れるプレーでチームを牽引した。

なお、ヨーロッパのピッチは粘土質で、しっかりとした体幹や下半身を持っていない選手は、プレーがおぼつかない印象がある。


絶好調のルキアンは、本来の力を発揮しきれなかった印象。

随所に持ち味は発揮していたが、ここまで悪化したピッチは、少し苦手なのかもしれない。

愛媛側から見ると、そのルキアンをマークしていた池田が存在感のあるディフェンスを見せた。

初めてチェックした選手だが、対人や高さにはかなり自信を持っていると思われる。

通常のピッチコンディションでのプレーも一度見てみたい。


後半は雨もかなり弱まり、ピッチ上でボールの転がりが良いエリアも増えてきた。

ピッチ左側は、比較的ボールがグラウンダーでも動かせるコンディションだった事もあり、ジュビロがしっかりとボールを握って愛媛FCを押し込んだが、最後のところでは、愛媛ディフェンスがしっかりとゴールにカギをかけた。


試合は、煮え切らない展開のままスコアレスドローで終了。

どちらのチームにとっても、喜べない幕切れとなった。


気になった選手ごとの寸評。


前節初スタメンの鹿沼は、この試合でも先発出場。

豊富な運動量を生かし、攻守で広いエリアをカバー。

昨季までJ3でプレーしていた選手だが、J2も充分使える目処が立った試合となった。


逆に今季1点も奪えていない小川航基は、途中出場ばかりだが、得点の可能性を感じさせるプレーはほとんどない。

ルキアンが不発の時には、小川航基の奮起が求められるのだが、ベンチメンバーのアタッカー層が薄いと言わざるを得ない。

若手の三木にチャンスを与えるか、新外国人のファビアン・ゴンザレスの早期出場が求められる。


久しぶりにメンバー入りした遠藤保仁は出番なし。

このピッチでは、彼のプレースタイルでは生きないという判断か。

次節以降に期待したい。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー2021/05/01





こんばんは😃Takaビジョンです❗️


前節のモンテディオ戦で5試合ぶりの黒星を喫したジュビロ磐田。


メンバー、戦術を入れ替えるタイミングと感じていたが、今節の栃木SC戦では新外国人の投入はなく、マイナーチェンジでの対応をしてきた。


主なスタメン変更部分は、

左ウインドバック 山田大記→ 伊藤洋輝

トップ下2シャドーの一角 大津祐樹→ 山田大記

ボランチ 今野泰幸→ 鹿沼


狙いは、守備からリズムを作ってくれる大津祐樹を外し、現在好調の山田をよりルキアンとゴールに近い所でプレーさせる事、ウイングバックの松本昌也にいるサイドばかりに偏っていたサイド攻撃の強化。

ここのところ、少し「らしさ」が影を潜めた今野に変えて前節もまずまずの動きを見せていたフレッシュな鹿沼。

主に得点力向上を図った選手起用と言える。


前半からまさにその狙い通りの戦術を展開。

山田大記が左ウイングバックの時は、サイドで細かく繋ぎながら起点を作るプレーも多かったが、この試合では、伊藤洋輝の得意な左足のキックを使って、直接前線のルキアンに当てる。

そしてそのこぼれ球をシャドーの山田や大森が狙う展開が多く見られた。


前半先制点を奪ったのは、ジュビロ磐田。

高精度のクロスを武器とする右ウイングバックの松本のクロスから、山田が絡んで、ルキアンゴール中央から強さを生かして流し込んだ。

狙い通りのゴールだろう。

しかしその2分後集中しなければならないセットプレーから失点。

ゾーンで守るディフェンスの間をうまく突かれた形。


前半のうちに磐田が勝ち越す。

スタメン起用の鹿沼が中盤の密集から持ち味の縦パスを大森につける。

そこからすかさず前線のルキアンにスルーパス。

大森がすぐに前を向けた事でディフェンスの意識が一瞬外れたところをルキアンがタイミング良く裏に抜け出した所にスルーパス。

キーパーを冷静に交わしてゴールの流し込んだ。



後半に入り、パワーを持って前線からプレスを強化したモンテディオ。

その姿勢がゴールに繋がる。

サイドに流れたルーズボールをモンテディオの選手とジュビロのゴールキーパー三浦が追う。

先にボールに触った三浦はタッチの外に蹴り出すかと思いきや、前方に中途半端なクリア。

そのボールをトラップしたモンテディオのジュニーニョがガラ空きのゴールへコントロールショット。

ジュビロとしては非常に勿体無い失点になった。


しかしその後、コーナーキックから先発起用の伊藤洋輝が、利き足でない右足で決勝点を挙げた。


その後すぐに動いたジュビロ鈴木監督。

決勝点を奪った伊藤とボランチの山本に変えて、鈴木雄斗と今野を投入してディフェンスを落ち着かせた采配は見事だった。

そのままジュビロが3対2で逃げ切り勝利。


試合はジュビロがなんとか競り勝ったが、キーパー三浦が犯したようなミスをしてしまっては、J1昇格は覚束ない。


次節、新外国人のコシェロフのデビューに期待する。         


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2021/04/28


こんばんは😃Takaビジョンです❗️


モンテディオ戦で4連勝が止まったジュビロ磐田。


最初の3連勝は、新たに起用したゴールキーパーの三浦の活躍も目立ち、失点も少ないスマートな勝ちであったが、4連勝目は、早い時間に先制されるという悪癖を出しながら逆転で3対2で何とか試合をまとめた。


この時点で、潮目の変化を感じた。

予想通りモンテディオ戦では、前節から先発メンバーを変えないで、またも前半に失点。

ただ鈴木監督の動きはいつもより早く、後半開始から2人を投入して反撃を試みた。左右両サイドを活性化させるべく、左のウイングバックに伊藤洋輝を投入して、そこでプレーしていた松本を右ウイングバックに。

このあたりの配置は好感度が高い。

結果には結び付かなかったが、十分良い流れをもたらす要素はあった。

次節は、連勝が止まった事でメンバーを変更しやすくなる。

そこで期待されるのが、本日合流したコロンビア🇨🇴のストライカー、ファビアン・ゴンザレスと既にチーム練習に参加しているモルドバ代表ゴールキーパー、アレクセイ・コシェロフである。

基本的に悪い流れを変えるには、メンバーを変えるか、戦術を変えるか。

今の加工線を上昇気流に変えるには、うってつけの存在2人である。

ゴンザレスは合流間もない事もあるので、コンディション次第だがまずは途中出場を目指したい。

J1リーグの話だが、湘南ベルマーレに於いてコロナでプレーできていなかったウェリントンが、今季初出場、途中投入でいきなりゴールを決めた。

コンディションは悪そうだったが、一発のある選手はいつでも相手にとって脅威となる。次節のベンチも含めた登録メンバーに注目だ。


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2021/04/25


こんばんは😃Takaビジョンです❗️


スターティングメンバーは、前節から継続。

4連勝中ではあるが、前節やや勢いに陰りが見られたジュビロ。


予想は的中し、この試合も前半に先制を許す。

開始早々からチーム全体でパワーを持ってハイプレスを仕掛けたモンテディオ。

そのゲームプランが功を奏した形。

磐田は我慢の時間が多かったが、身体の強いルキアンに長いボールを当てて幾つかのチャンスは作っていた。

このままモンテディオのリードで、前半は終了。


後半、鈴木監督が動く。

鹿沼と伊藤洋輝を投入。


さらに後半18分、5試合連続ゴールのルキアンに変えて、小川航基を投入。

これは勝負手と言える。

チームのトップスコアラーをこの時間に交代するのは、非常に大きな決断である。


そこからジュビロの攻勢が、試合終了まで続いたが結局攻めあぐねての敗戦。

前節の不安が的中した形となった。


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2021/04/21


こんばんは😃Takaビジョンです❗️


試合は、3対2でジュビロの勝利。

4連勝を飾った。

まずポジティブな話から。


攻撃陣が好調。

まず5試合連続ゴールのルキアン。

持ち味の身体の強さを生かしたキープやゴールが目立つ。

昨年に比べても彼の持ち味を周囲が理解し、コンビネーションの中で彼を生かせるようになってきている事は大きい。


次に山田大記。

チームを牽引する献身性、豊富な運動量、技術力を活かしたアイデアあるプレー。

今、まさに絶好調のプレーヤー。

右ウイングバックの小川が怪我で離脱中だが、その穴を彼らしいプレーで埋めている。

小川は、上下のアップダウンが持ち味のプレーヤーだが、山田はしっかりとサイドで起点を作り、前線に効果的な配給をしている。

アルディージャ戦では、左ウイングバックに伊藤洋輝を投入し、山田をトップ下に配置した鈴木監督の采配も見事だった。

結果、その山田がヘディングで決勝点をゲット。

彼のヘディングでのゴールは珍しい。身体がキレている証明でもある。


それに主に左サイドでプレーしている松本昌也。

ジュビロが勝利する試合では、彼のアシストから得点を決まっているケースが多い。

圧倒的なスピードを持つ選手ではないが、攻守にサッカーをよく知っている選手と感じる。

そして、周囲が良い時も悪い時も常に安定感のあるプレーをしている事は大きな評価ポイントである。


ただネガティブな事として、前半開始早々の失点はいただけない。

しっかりとブロックを作ってからの失点であり、集中力を欠いていた感は否めない。

これまでの負けも同様の形での失点から崩れるパターンばかり。

同じ轍を踏むところだった。

この4連勝中、守備を支えた三浦もそろそろ替え時かもしれない。

この失点の場面、いわゆる「のっている」状況であれば、もう少し大きくもしくは外にボールを弾くことが出来たのではないか。


連勝を続けるには、鈴木監督のこれからの用兵が見ものである。

負傷離脱中の遠藤の復帰、新外国人のゴールキーパーのコシェロフの出場も十分あり得るタイミングかと感じる。



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2021/04/18


こんばんは😃Takaビジョンです❗️

J2リーグ第8節 SC相模原対ジュビロ磐田


試合は、1対2でジュビロの勝利。

上位のチームが勝ち点を伸ばしている中、勝ちが欲しい状況でしっかりと結果を出した。


強風の中の試合だったが、ジュビロは前半始まってすぐに得意のサイド攻撃、左サイドの松本からのクロスをルキアンがヘディングで決めた。

やはりジュビロが得点を奪う時は、サイド攻撃が活性化している。


その後、相模原が同点に追いつく。

初めて見たが、相模原の外国人ストライカー、ユーリはラグビー選手のような体格をしている。

そのユーリが前線でのキープから中盤の選手がサイドに大きく振り、左からのクロスを藤本が落として走り込んだ選手がゴール。

相模原のストロングポイントは、このユーリである。

ジュビロに押し込まれた時は、前線で孤立する事もあったが、個人でキープしたり、時にはペナルティーエリア付近で脅威を感じさせていた。

彼が絡んだ時の攻撃が見所であった。


試合は、後半風上に立ったジュビロが押し込んだ。

ほとんどの時間を自分達のペースでプレーしていた。

決定的なチャンスは多くなかったが、良い流れの時にきっちりとストライカーのルキアンが強さを活かしてヘディングで決めてみせた。


一時期、自分達の流れでプレーしながら一瞬の隙をつかれてゴールを奪われ敗戦という試合も続いたが、ここに来て耐える時間は焦らず耐えてチャンスを待つという戦い方ができている。


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2021/04/10

J2リーグ第7節 ジュビロ磐田対松本山雅



こんばんは😃Takaビジョンです❗️


結果は、ジュビロの4対1の勝利。

ジュビロは、第5節のレノファ戦に敗れてから、試合の入りを改善すべく守備からゲームを作っていく現実路線への転換の記事が出ていたが、まさにそのような戦いぶりだった。

試合全体としては、松本のペースで試合が進行する時間帯も多かったが、相手が前からプレスをかけてきたら、無理に後ろで繋がず、前線へのロングフィードする場面も多く見られた。


得点を奪ったプレーも、前半は39分のワンチャンス。

サイドからのクロスにルキアンが落として、松本昌也のシュート。

相手のハンドを誘いPKで先制。


後半も相手の攻勢を交わして、オウンゴールで追加点。

1点返された後は、セットプレーとカウンターで加点。

思い通りのゲームコントロールが出来たのではないか。


松本は攻めていたが、相手ペナルティーエリアの付近で決定的な仕事をすることができず、典型的な負けパターンに陥ってしまった。

少し前のジュビロも同じような形で負ける事があったが、試合開始から積極的に前に出る形から、まずは失点を抑え90分トータルで結果が出せればいいという戦いに切り替えてきた。

またジュビロが得点を奪える時は、両ウイングバックの働きが目立つ。

今後注目していきたいポイントとなる。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー2021年3月27日

ジュビロ磐田対レノファ山口。


結果から言うと、1対2でレノファの勝利。

攻撃と守備。それぞれの目線でこの試合を振り返る。


①攻撃

得点を奪った形は、コーナーキックから。

ゾーンディフェンスで守るレノファに対して、ショートコーナーを多用していたジュビロ。

しっかりと準備はしてきたなという印象。

そのショートコーナーから、ディフェンスのギャップを作ってルキアンのヘディングシュート。

良い形だった。

後半はノースコア。

小川航基が決定機を逸した場面で勝負あったのかもしれない。

今季もJ2リーグで得点を量産するピーター・ウタカのプレーと比較すると、本当に切なくなってくる。

ウタカは、勝負どころでの力の使い方、集中力がハンパない。

とはいえ、レノファのディフェンスも前線からの素晴らしかった。

後半メンバーを変えながら、そのプレスでジュビロに良いビルドアップの形を作らせなかった。

ジュビロは長いボールで良い場面も作ったが本来の形ではない。


②守備

ディフェンスの裏を簡単に取られて失点していた。

レノファの先制点。

右サイドでボールを持った選手に対して、ディフェンスの枚数は足りているが、寄せきれていない。

簡単にクロスを上げさせてしまい、ゴール前で走り込んだ選手につききれず失点。

レノファの2点目。

左サイドからのクロスに対して、中央の人数は足りているが、相手選手につききれていない。

飛び出したキーパーは、絶対に触らなければいけない。

抜けてしまった時点でジ・エンド。



総括

結局のところ、サッカーという競技は、最後のゴール前で決めれるか、そして守れるかという部分が、大きな比重を占める。

この試合で言えば、決定機を逃した小川航基。

失点の場面で、触れなかった八田直樹。

もちろん個人だけのせいではないが、試合の結果を大きく左右するプレーになった。

逆に言うとそこで仕事ができる選手は貴重である。

新外国人のFWファビアン・ゴンザレス。

ゴールキーパーのアレクセイ・コシェレフの期待する。

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こんばんは😃Takaビジョンです❗️


J2リーグ第3節ジュビロ磐田対水戸ホーリーホック。
開幕からの2試合で勝ち点を獲得できていないジュビロは、3ー2ー3ー1システムの3バックの先発メンバーを変更してきた。


3バックの左を伊藤洋輝から今季加入の鈴木雄斗。
中央を大井健太郎から元日本代表の今野泰幸。


注目点は多かったが、前節から3つの変わった点を挙げる。
①ディフェンスラインでの繋ぎが安定
昨年も今野が入った時には見られたが、彼はボールを蹴る止めるという技術が高く、周りに対してのパスコースを作る顔出しのタイミングやポジションも良い。
もちろん守備時の危険を回避する能力も高い。


② ①の副産物とも言えるが、両サイドの攻撃が活性化
後方での繋ぎが安定した事で、両ウイングバックの積極的な攻め上がりがそのまま攻撃力に繋がっていた。
ジュビロは3バックである事もあって、ウイングバックのポジショニングが高い。
ただ後方から良いパスが出てこなければ、そのポジショニングの効果も薄れてしまう。
この試合は、バックラインから中盤やトップの選手に効果的なパスが配給され、そこから
ウイングバックへ好パスが届いていた。


③鈴木唯斗が攻め上がって、中に入ってシュート+ユーティリティ性
今まで先発していた左利きの伊藤洋輝では見られない形。
鈴木は右利きであるため、攻め上がった時に中央に切れ込んでシュート。
また試合終盤に4バックに変更になった時に、右サイドバックへポジションを変更していた。
ユーティリティ性も彼の武器である。

清水エスパルス 悩めるロティーナ監督

2021/05/09

こんばんは😃Takaビジョンです❗️


今回は、13節 清水エスパルス対横浜FC戦のレポート。


少しづつ形になってきた後方の守備に対して、攻撃に関しては、試行錯誤が続くエスパルス。

先日のルヴァン杯では、ベガルタ仙台に4対1で快勝したが、ハイライトシーンにおいては、ロティーナ監督の狙い通りというようには見えなかった。


ロティーナ監督の最大の狙いは、奪ったボールを素早く繋いで、厚みのあるカウンターを仕掛けたいと考える。


この試合では、前半開始早々、奪ったボールをダイレクトにサンタナへ。鈴木唯人に落として、一気にインナーラップしてきた中山へスルーパス。

1試合通して、このシーンが一番狙い通りの形だったのではないだろうか。


あとは、後半の得点の場面では、奪われたボールをすぐに奪い返してからの流れでゴールを陥れた。

これは良い守備ができたことと波状攻撃を仕掛けられた事が得点に繋がった。


とはいえこのような面白い攻めを見せるシーンは、ほとんどなかった。

横浜にボールを握られるのは構わないのだが、高い位置でボールを奪うことがほとんど出来なかった。

前線からのグループでの守備の構築は気になるところである。


結局試合は1対1のドロー。

ロティーナ監督の悩みはまだまだ続きそうだ。


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2021/05/02


こんばんは😃Takaビジョンです❗️


J1リーグ第12節 清水エスパルス対大分トリニータ


5戦勝ちなし中のエスパルスと7連敗中のトリニータの対戦。
結果は、トリニータの8戦ぶりの勝利。
コーナーキックからの得点を粘り強い守備で守り切った。

エスパルスは失点後攻めに攻めたが、1点を奪う事が出来なかった。

元日本代表の本田圭佑の言葉を思い出した。

『得点を奪う事はケチャップのようなもの』

出る時は出て、出ない時は出ないケチャップを、不得点を奪うという不安定な行為に例えたもの。


守備構築に定評のあるロティーナ監督だけあって、守備は試合を追うごとに良くなっている。

試合全体の内容自体、鈴木唯人が前線のサンタナのパートナーの固定化されてからは、攻守のリンクマンとして機能しているため、チームの血の巡りは良くなっている。


ただ得点を奪う事は試行錯誤が続いている。

この試合も5バックでブロックを敷いてくる相手になかなか効果的なアタックは仕掛ける場面は少なかった。


個人的には、サッカーIQの高い右サイドバックのエウシーニョをどう生かすかというところが重要と思っている。

この試合でも左サイドで起点を作ってから、右サイドのエウシーニョにサイドチェンジして

そこからのアタック。

また後半には、左サイドでの起用が多い西澤を右サイドに投入。

彼をタッチライン際に張らせて、エウシーニョの中央からの仕掛けを生かすプレーも見られた。

エウシーニョ中央やや左サイドをコンビネーションで突破して、右サイドの西澤がフィニッシュした場面は、まさにロティーナ監督の狙い通りのプレーだったのではないだろうか。


エスパルスは、なかなか勝ちに結びつけれてはいないが、現時点で悲観する事はない。

理由は

監督の戦術、意図と選手の動きはズレていない』

試行錯誤ではあるが、新しい戦術を試しており、その監督の意図を選手がピッチ上で表現する事もできている。


守備が徐々に良くなっているように、攻撃も徐々に最適解に近付いていくと予想する。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー2021/04/25
こんばんは😃Takaビジョンです❗️


第11節 清水エスパルス対湘南ベルマーレ。
試合は、1対1でドロー。
エスパルスとしては、終盤追いつかれる展開で、勝てる試合で勝ち点を落としたと感じるところもあるが、少しずつチームの形とそれに伴う先発メンバーが固まってきた。


ロティーナからの信頼が厚いのは、前記事でも記したように権田修一、鈴木義宜、エウシーニョ、片山瑛一、中山、チアゴ・サンタナの6人だろう。
ここにサンタナのパートナーとして先発起用が増えている鈴木唯人が加わりつつある。
起用された試合ではゴールに絡む機会は少ないが、サンタナの守備負担の軽減、攻守に渡る運動量の豊富さでチームを助けている。


また、ボランチもここのところ攻守のバランスに優れる宮本と河井の2人の起用が目立つ。
ただ、まだ攻撃に絡む回数が少ないため、まだ改善の余地はありそう。


決めかねているポジションは、センターバック鈴木のパートナーと中盤左サイドか。
センターバックに関しては、若手の立田が2試合連続で起用され良い動きを披露しているが継続できるか。


左サイドは、中村や西澤などが使われているが、今ひとつしっくりきていない印象。
左サイドバックは片山瑛一が怪我から復帰すれば起用するだろうが、新外国人のマテウスも左サイドバックが主戦場。

今後のロティーナの用兵に注目だ。

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2021/04/18
こんばんは😃Takaビジョンです❗️


自身が住んでいる静岡県のチームという事もあり、清水エスパルスの戦いぶりは毎節チェックしている。
ここまでリーグ戦10試合を経過してロティーナ監督からの信頼の厚い選手が、はっきりしている。


ここまでリーグ戦で出場機会の多い選手が、キーパーの権田、センターバックの鈴木、右サイドの中山、そして最前線のチアゴ・サンタナである。
現在ケガで離脱しているセレッソ大阪時代からの教え子、片山瑛一もおそらくそのカテゴリーに含まれるだろう。
第10節のガンバ戦は、スコアレスドローという結果に終わったが、鈴木とサンタナがリーグ戦序盤に比べて精彩を欠いてきたように感じた。
集中力の高い守備を披露してきた鈴木だが、この試合では決定的なピンチを招くミスを犯してしまったり、足が動いていないように見えた。
またサンタナもディフェンスラインの裏に抜け出すプレーや決定的なチャンスもあったが、シュートチャンスで迫力を欠き、周りをうまく使う余裕も感じられなかった。


この2人は年間通しても守備と攻撃の中心となる。
この辺りで少し休ませても良いタイミングかもしれない。
次節のスタメンは注目である。


余談だが、第9節のヴィッセル神戸戦から鈴木唯人が攻撃守備のリンクマンとして、かなり機能した。
やはり第10節のガンバ戦でも先発起用されていた。
後藤やディサロなども試されてきたチアゴ・サンタナのパートナーのポジションだが、しばらくこの流れは続くかもしれない。


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今回は清水エスパルス。

昨季は70失点という大きな数字で16位。
通常であれば、J2チームとの入れ替え戦を戦っていた順位。
十分な補強をしたが、最大のポイントは、新監督のロティーナ戦術の
浸透。
ロティーナ監督は、来日以来ヴェルディとセレッソで『堅守』を構築してきた。
守備再建を託される形でも就任。


予想布陣でもキーパーとバックラインの5人のうち4人が新戦力。
またロティーナサッカーにおいては、前線の選手からボールホルダーや相手のポジショニング次第で、
きちっと守備時のポジションを決められる印象がある。
細かな部分まで戦術を落とし込むのは、いくらか時間を要すという見方もあるが、
それがハマり出せば実力上位のチームにとっても、戦いにくいチームとなってくるだろう。


シーズン序盤は、戦い方や選手選考が定まらない可能性があるが、新監督を手腕を信じ抜けるか。
新監督の戦術がハマらなかった場合、再び下位に沈んでもおかしくはない。
上位進出も下位低迷もあるという意味では、今季J1リーグで最も順位予想が難しいチームである。