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マルチロール南野拓実 挨拶がわりの一撃



日本時間2月7日0時開始のニューカッセル戦で、サウサンプトンに移籍した南野拓実がそのデビューを飾った。


4-4-2のフォーメーション、左サイドの攻撃的ミッドフィルダーで先発した南野。

前半30分、早速挨拶がわりの一撃を決める。

中央にポジショニングした南野、左サイドの選手からのグラウンダーのパスを絶妙なトラップで、相手選手をかわしながらペナルティーエリアに侵入。

コースはないかと思われたが、ゴールキーパーの肩口を強烈なシュートで抜いた。

ゴールの逆サイドにグラウンダーでシュートを放つ選択か、ニアサイドの高い位置に放つかの2択だったと思うが、より技術力が必要なニアを選択。

リバプールでは出場機会が少なかったが、それを決めてみせた事は、コンディションや試合勘という意味で充実した状況である事が伺える。


先日の記事でも記したが、南野の最大の長所は、ペナルティーエリア付近での仕事である。

ボールを受ける、ラストパス、シュート、豊富な運動量を活かしての囮の動きなど。

その利点を生かしたゴールであった。


その他の場面でも、中盤でボールを受けてサイドに展開、フォワードの選手に当てたボールへのセカンドボールへの対応、フィジカル負けしないアグレッシブなディフェンス。

南野の良さは随所に出ていて及第点と言えるだろう。



この試合を終えた時点で、サウサンプトンは12位だが、直近の試合で最も勝ち点を稼げていないチームとなっている。

いかんせん失点の多さが目立つ。

初めてサウサンプトンの試合を見たばかりなので、言い切れないところもあるが、センターバックの選手の粗が目立ち、一番肝心な自陣ペナルティーエリア付近でのディフェンスに不安を感じる場面があった。

ボール扱いに卓越した選手が、ディフェンシブな選手に少ない印象もあったので、南野には、中盤で後方からのボールの受けどころとしての役割にも注目していきたい。

相手にチャンスを与えるディフェンスライン付近でのミスやボールロストが減ってくれば、失点は減ってくるだろう。


現在世界最高のリーグと言われるイングランド、プレミアリーグでプレーしている日本人は彼一人。

引き続きチェックしていきたい。