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サウサンプトン 南野拓実 勝負はこれからだ!


リバプール 南野拓実のサウサンプトンへのレンタル移籍が決定した。

サウサンプトンは、リバプールと同じくプレミアリーグに所属する1885年創設の歴史あるチーム。

近年では、日本代表 吉田麻也が7年半在籍していたクラブでもある。

南野の今季成績は、リーグ戦9試合出場(21試合消化現在)で327分の出場、得点は1得点。

リバプールは、昨季のUEFA チャンピオンズリーグで優勝した、いわば世界トップの実力を誇るチームであるが、出場時間は相当に限られたと言える。

今季のシーズン初めに行われた、コミュニティーシールド。

昨季のリーグ戦優勝チームとFAカップ優勝チームの1試合のみの対戦。

そのコミュニティーシールドでは、1得点1アシストと活躍した南野は、今季の活躍が期待されたが、

リバプールの戦いにフィットする所までは到達せず、今回の移籍の運びとなった。


南野の最大の特徴は、香川真司と同じく、ペナルティーエリア付近のプレッシャーの厳しく狭いエリアでもプレーできるという事である。

相手の嫌なところでボールを受けてのラストパス、又は独力でフィニッシュまで。

さらに彼は豊富な運動量を生かした囮の動き、守備への貢献など、ハイブリッドな動きが可能という意味で、現代型のアタッカーと言える。

前述したように、吉田麻也が長く所属していた事もあり、サウサンプトンではサポーター含め温かく迎えられ、初めは十分な出場時間を得る事が出来るだろう。


試合出場の機会があるうちに、今までの鬱憤を晴らすプレーを期待する。

レンタル期間は、半年間。

来季は、もう1度リバプールのユニフォームを着ている南野を見たい。