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ロナウドと対峙 サンプドリア吉田

イタリア、セリエA 第20節 サンプドリア対ユベントス。

日本時間1月31日未明の開催試合。

サンプドリアは、この試合前までで10位。昨季まで9連覇中のユベントスは、現在4位。

結果から言うと0対2でユベントスが勝利したこの試合。

サンプドリアには、日本代表の吉田麻也が所属している。この試合も4バックのセンターバックで先発。

対するユベントスには、世界的プレーヤー、ポルトガル代表、クリスティアーノ・ロナウドが所属。

ロナウドも2トップの一角にて先発。




その2人の攻防とサンプドリア守備陣がどこまでユベントスの攻撃に耐えられるかを焦点に観戦した。

多くの時間は、ユベントスのボール保持が長い試合となった。

やはり個々の能力はユベントスが上という事もあり、どうしても押し込まれてしまうサンプドリアはなかなか前線に人数を避けず守勢に回る時間が多い。

試合全体通してもほとんどシュートを放つ事はできなかった。

注目の吉田麻也。

現在、サンプドリア守備陣の中心になっていると言われているが、その通りの動きを見せていた。

基本的にディフェンスラインを高く保つ戦術を敷いているため、少しの隙が相手に裏のスペースを使われてしまう。

それを防ぐために、彼は細かくディフェンスラインを上下させながら、前後にスペースを与えない動きと統率をしていた。

さすがプレミアリーグ7年半の経験は伊達ではない。

それに対しロナウドは、周りのプレーヤーと連携しながら、ディフェンスラインの裏、その前のバイタルエリア、時に左サイドのタッチライン際に流れながら応戦。

前半、何度かロナウドに使われていたバイタルエリアを起点にするプレーから失点。

ユベントスの波状攻撃に耐え切れなかった印象を受けた失点だったが、試合全体としては、吉田を中心によく持ち堪えていた。

終了間際のカウンターでの2失点目は、同点に追いつくべく前線に人数を割いていたので致し方ないと見る。

吉田とロナウドが直接渡り合った場面もあった。

前半、ロナウドに裏に抜けられた場面と、自陣ペナルティーエリア内でドリブルで突っかけられた場面。

どちらも紙一重のプレーであったが、ドリブル中のロナウドのボールだけにタックルする職人技でピンチを脱していた。

結果的にサンプドリアは試合には敗れた。

ただ攻撃面に課題は残したが、今後の試合にも期待が持てる内容となった。

吉田は、日本代表でプレーする時には、いろいろ外野に騒がれる事もあるが、やはり代表の格を持ち合わせた選手である。

また機会があればレポートしていきたい。