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戦術と選手のマッチング② サイドバック編

前日に引き続きフィッカデンティ監督の作り上げている名古屋グランパス、サイドバック編。
右サイドバックのレギュラーは、20歳の成瀬。
個人的には、若い頃の内田篤人に似ている。
彼の詳細は、先日アップの記事に任せる。
開幕からの起用法を見ていると、疲労が溜まる後半途中から宮原にスイッチの形が見られる。
左サイドバックのレギュラーは、31歳のベテラン吉田豊。
静岡学園卒でJリーグに参戦してからほとんどの年でレギュラーポジションを獲得。
長期に渡って試合に出続けているタフな選手である。
プレースタイルは、運動量が豊富で、フィジカルの強さや粘り強さを前面に出していく。
積極的な攻撃参加もある。
身長は168センチだが、体重は70キロ。
地上戦ではめっぽう強い。日本代表の長友に似たタイプである。


どちらかというと、フィジカルや守備面でまだ成長途上の右サイドバックの成瀬とバランスをとる形で、ベテランの吉田を逆サイドに置く形は非常にバランスが良い。
サイドバックの選手は、自身が陣取るサイドの逆サイドから攻められた時や、センターバックのカバーという形で中央で体を張るケースも多い。
成瀬は、その攻撃センスを生かして様々な形で攻撃に彩りを加えていくが、まだ守備にやや脆さも見せる。
その補強として、左サイドバックの素晴らしい人選と感じる。