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セレッソ大阪 コロナ禍の戦い&清武の技巧&西尾の成長

2021/04/06


こんばんは😃Takaビジョンです❗️


J1リーグ第8節 マリノス対セレッソ。

スタメンを見た時に、『あれっ?』

通常メンバーに名を連ねるであろう、セレッソの主力、大久保、瀬古、丸橋の名前がない。
しかもベンチメンバーにもその名は見当たらず、今節は疲れを考慮してのターンオーバーと思いきや、クルピ監督も不在じゃないか😵

どうやらコロナ禍の影響だという。

トップチームの選手1名と関係者1名がPCR検査で陽性の判定。

主力の欠場に関して、チームから情報はリリースされていないが、普通に考えて、その影響ではないかと勘繰ってしまう。


シーズン序盤、ガンバ大阪のコロナ感染の際にも指摘した通り今季は例年のシーズン以上に、クラブ体制が問われる。

どんなに良い選手が揃っていても試合に出場できなければ、その価値は無い。


この試合、結果から言うと1対0でマリノスの勝利。

ケガで欠場中の坂元に加え、大久保と丸橋不在のセレッソは、攻撃に迫力が欠けた。

そんな中で、気を吐いていたのが、元日本代表の清武。

彼のところにボールが入ると、ゲームのリズムが一瞬で変わる。

まさにゲームメーカー🕹

ボールキープして、自分達のリズムに引き戻すプレー。

ボールを散らして、相手のプレッシャーを回避するプレー。

前線の選手への縦パスやコンビネーションプレー。

ハーフライン付近からのロングシュートなども試みていた。

試合の流れや状況を俯瞰して、必要なプレーを適切に行う技術と判断力を持っている選手。


センターバックは、瀬古の代わりに今季加入の進藤。

目を引いたのは、普段瀬古とコンビを組んでいる西尾の守り。

180センチとセンターバックとしてはやや小柄だが、鋭い読みと出足、適切なポジショニングと集中力で

受けにまわることが多かったチームを支えていた。

シビアな局面での駆け引きや対人守備、存在感やリーダーシップはまだまだこれからだが、面白い素材である。

現在20歳。試合に出続けている事で伸び盛りの時期である。

もしかしたら今季のJリーグで一番その力を伸ばしている選手かもしれない。


欠場選手の陰で、その代わりに活躍する選手も出てくる。

コロナ感染はマイナスの出来事だが、全ての物事は表裏一体。

そのチャンスをモノにして一気にステップアップとして、伸びる選手も出てくる可能性もある今季のJリーグである。





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ガンバ大阪の試合中止が続いている。
3月3日の名古屋戦直前にチーム内での、コロナ感染が発覚。


保健所からは時期尚早という話もあったらしいが、濃厚接触者がいないという判断でJリーグと協議の上、一度はチーム練習を再開した。
だが、その後新たな感染者が発覚。
またもクラブ活動は停止になっている。
結果、3月21日までの試合が全て中止と決まっている。


今季Jリーグはチームに陽性者が出ても試合を行う方針を掲げ、選手のエントリー下限13人に達しなかった場合は、そのチームの責任を問うとしている。
代替で試合日程が確保できれば問題はないのだが、もしそれが出来なかった場合、
『みなし開催』という制度が適用され、該当試合が0対3での負けという形になってしまう。
ガンバはACLもあるので、日程がそれに参加しないチームに比べても余裕がない。
代替試合の確保ができない場合、昨年2位のガンバがまさかの降格というのも現実味を帯びてしまう。


先日テレビ番組『カンブリア宮殿』で、スカイラーク創業者の横川竟さんが言っていたが、
コロナが良い店と悪い店を選別している』と。
決してガンバが悪いクラブだとは思わない。
ただ、通常のシーズンでは、シンプルに試合に勝つ事ができればクラブ経営としても順調という事になるだろう。
だが降格がなかった昨年とも今年は違う。
クラブとしての衛生管理、健康管理、スケジュール管理など、様々な要素がしっかりと機能しているクラブこそその地位を維持できる。
例え首位を走っていても、一度コロナ感染が発生してしまえば、一瞬にしてその地位は危うげな状況に陥る。
例年以上にクラブの総合力が問われるシーズンである。