今回はアビスパ福岡。

久しぶりのJ1リーグでの戦いになる。

大都市福岡は、プロ野球の方でソフトバンクホークスが存在感を見せるが、プロサッカーの方でその存在感を示せるか。

ポイントは２点。

・２トップの破壊力

昨季セレッソで存在感を示したブルーノメンデスと強靭なフィジカルが武器のファンマ。

さらに新外国人として中国スーパーリーグからカメルーン人のジョン・マリを獲得。

個人的なイメージだが、残留争いが目標となる下位チームにおいては、前線の人材をはっきりと外国人に頼ってしまった方が良い結果が出やすいと思う。

中途半端に若手の日本人を育てようとしたり、実績重視などの人選は、あまり好ましくはない。

そういった意味では、この割り切ったメンバー構成は、J1リーグの強靭なディフェンダー陣と相対するにも期待がかかる。

徳島ヴォルティスの時にも同じ事に言及したが、得点が取れない＝勝ち点３が遠のく事になるため、

残留はおぼつかない。

・長谷部監督のリーダーシップと采配

現役時代、ヴェルディ、ヴィッセル、ジェフなどでリーダーシップを発揮し、実際にキャプテン経験も豊富な長谷部監督。

攻守に連動し、インテンシティ（強度）の高いサッカーでＪ２を勝ち抜いてきた。

そのサッカーがどこまでJ1で通用するのか。

チームが苦境に陥る事もあるだろう。

１年を通して長谷部監督のリーダーシップで、チーム一丸となるブレない戦いが要求される。