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大久保嘉人は本物か? 独断と偏見

こんばんは😃Takaビジョンです❗️


38歳、大久保嘉人。

2018〜2019シーズンにJ2リーグ、ジュビロ磐田で2シーズンで4得点。

2020シーズンも同リーグ、東京ヴェルディでは得点無し。


その大久保が、今年は開幕からたったの2試合で3得点。

この復活について独断と偏見で検証する。


前段として、大久保という選手は、やはり最前線から中盤に降りてまでのプレーの中で自由を与えられた時にその能力をフルで発揮できる。

以前所属したチームでは、中盤でのプレーが多かった時期があるが、駒の1つとして彼を戦術にはめ込むのは、あまり好ましくはない。

今季3得点のうち、2得点目(フロンターレ戦の1点目)は、もちろんペナルティーエリア外からシュートを放つという勇気と技術は素晴らしいが、大久保本来の形ではない。

それよりも1得点目(レイソル戦)と3得点目(フロンターレ戦の2点目)にこそ、大久保の良さが凝縮されている。

彼は、ペナルティーエリアどころか、さらに狭いゴールエリアの中に入った時に得点感覚が研ぎ澄まされる。

ディフェンダーの死角をとって、そこから得点を取れるポジショニングへの入りが速い。

クロスを上げる人間やペナルティーエリア内の選手の状況を一瞬で的確に判断する事ができる。


もちろん年齢的なものもあり、一瞬のスピードは衰えてきているが、ペナルティーエリア内での駆け引きは流石というところである。


現在まだJリーグでプレーできていない新外国人のオーストラリア代表、アダム・ダガートが今後合流してくると現在のポジションは保証されないだろう。

彼も大久保と同じスコアラーである。

瞬間的には、ペナルティーエリア内で得点を取れるベストポジションは1つしかない。

もし同じタイプであった場合、同チーム内でポジショニングの食い合いが発生する。

もしかしたら同時出場が難しいというケースも生まれ、出場機会が減るかもしれない。


ただ大久保という選手のキャラクターを考えると、得点王の奪還も視野に入れて、さらなるファイトを見せてくれるだろう。