サッカーのフィールドにおいて、以前は自陣のコーナーフラッグ付近を攻撃に使用する事はなかった。

ただ現代サッカーにおいては、キーパーから細かなパスを繋ぐ戦術も当然の事となっている。

赤線のエリアを有効に使い、相手の守備網を広げてスペースを作り、後方からのパスサッカーをさらに有益なものに仕上げた。

今となってはニューノーマルになったその戦術を最初にやり始めたのは、１０数年前のスペインのバルセロナだったような記憶がある。

普段当たり前のように見過ごしているスペースを新たに使うということは、案外難しいものである。

例えば自分の部屋の隅。

自分の部屋の隅を最大限活かして収納に使ったりなど、適切な使用法をできていると言い切れる方は少ないのではないだろうか。

２部屋家賃月々４万円のアパートに住んでいるとする。

１ヶ月に換算すると、１部屋２万円、さらに細かくすると１部屋の８分の１は月々２５００円。

もし部屋の隅８分の１、そのスペースを効率的に使用できていない場合は、毎月２５００円の損失と言うのは言い過ぎだろうか　笑

自身の部屋だけではない。仕事場や周辺施設や設備などでも、そのスペースを金額換算して数値化してみると新たな発見があるケースもある。