ここのところ先発に定着してきたエイバル武藤嘉紀。

エイバルはアグレッシブな守備が特徴。

レアル相手でもディフェンスラインまで積極的にプレス。

２トップ＋２人の攻撃的中盤の４人で、レアルのディフェンスラインやキーパーにプレッシャーをかけていた。

キーパーに長いボールを蹴らせたり、ボールを奪い切れれば良いが、積極的に行っている分、そのプレスをかいくぐられると一気に自陣まで攻め込まれていた。

ただ、レアルもバックラインでミスが生まれ、何度かチャンスを作られていた。

エイバルは基本的にボールを欲しがらないチーム。

キーパーやディフェンスラインから前線へ長いボールも躊躇なく蹴り込んでいく。

相手にボールを渡して、そこからの守備でゲームを作っていく。

２トップのキケガルシアと武藤は、ロングボールが多いチームで必死に前線でファイトしている。

武藤の豊富な運動量や身体の強さは、エイバルの戦術に合っている。

エイバルのメンディリバル監督も

『得点だけがFWの仕事ではない』と武藤に伝えているらしい。

サッカーには様々な戦い方がある。

それを踏まえて観戦するのは、実に面白い。