柏レイソル オルンガの脅威
今季J1リーグ得点王&MVP、ケニア代表オルンガ。
193センチ、85キロの体躯と圧倒的な身体能力を存分に生かして、28得点を積み上げた。
Jリーグ創成期のガンバ大阪エムボマを思わせる圧倒的な能力を見せつける彼だが、もちろんパワーやスピードだけではない。
味方がボールを奪ってからの動き出しの早さ、ディフェンスから消える動き、そして様々な形で合わせるヘディングの技術がある。
柏レイソル、ネルシーニョ監督の戦術ともマッチしている。
堅守速攻の形で、ボールを奪ってから相手ゴールまでの時間が短い。
相手エンドにスペースがある状態でオルンガを配置しておけば、その運動能力をディフェンダーが押さえ込むのは至難の業だろう。
高さもあるので、サイドからのクロスやコーナーキックからの得点も多い。
欧州への移籍も囁かれる彼だが、まさにエムボマがそうだったように、成功できるかどうかは、チーム戦術との相性も大きいだろう。
大きく自由が与えられ、存分に能力を活かせる環境に身を置くことが鍵となる。
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