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川崎フロンターレ対セレッソ大阪 独断と偏見

3月3日(水曜日)、ACL出場による前倒し開催でJリーグ第11節川崎フロンターレ対セレッソ大阪が行われた。

結果は、フロンターレが3ー2で勝利したが、気になった点を記述する。


・瀬古より谷口(この試合においては)

個人的に今季J1リーグ最注目の選手としている20歳の瀬古が、どこまでフロンターレ攻撃陣を抑えていくかというところを注視した。

フロンターレの圧力ある前線からの守備や迫力ある攻撃に対して何とか耐える展開が続き、ボールを奪っても味方に繋ぐことができず、クリアに逃げる場面も多かった。

両足を使って安定した足元の技術も瀬古の売りだが、少し不安定な部分もあった。

1点目の失点においては、19歳と20歳のセンターバックコンビの間にうまくレアンドロ・ダミアンにポジションを取られた。

若きセンターバックコンビは、このような公式戦ならではの経験を重ねて熟成されてくだろう。


この試合では、瀬古より一段上のプレーを見せたのがフロンターレの谷口。



今年30歳を迎えるセンターバックとしては、円熟の時期を迎えている選手。

コンビを組むジェジエウは、相手に積極的にアプローチしてディフェンスするタイプ。

それに対し谷口は、もちろん対人の強さもありながら、しっかりとしたカバーリングも得意とするタイプ。

ジェジエウのバックパスが、相手FWの大久保に奪われそうになった場面も最終的にはしっかりとカバーリングしてみせた。

後半もディフェンスラインの裏のスペースにボールを運ばれる場面でも冷静に対応してみせた。


フロンターレは、三苫や家長、小林やレアンドロ・ダミアンなど攻撃陣が目立つが、ディフェンスラインの充実ぶりも見逃してはならない。

現在、怪我で離脱中の左サイドバックのレギュラーの登里が復帰すれば、さらにその堅固さが際立ってくるだろう。